- 発行日 :
- 自治体名 : 愛知県知立市
- 広報紙名 : 広報ちりゅう 令和7年10月号
【2】知立市について
(三浦さん)名所も多く、歴史と文化のまちですね。より魅力的なまちになるためには、季節のまつり行事だけでなく、年間を通じて賑わいがあるまちになれるようなしくみが必要だと感じています。
(加藤さん)交通の要衝ですから、電車のみならず、国道も多く非常に利便性が高いため、人が集まりやすいですよね。人が集まる動線はあるので、きっかけをうまく発展させて、より魅力あるまちにしたいですね。
(石川市長)最近は、知立駅を集合場所にする方が増えていると耳にします。ただ、通り過ぎるまちにならないよう魅力を伝えていきたいです。
(近藤さん)コンパクトなまちの強みではありますが、子育てに力を入れているため、子育て世代からは、暮らしやすいといった声をよく聞きます。
(石川市長)少子化ではあるけれど、子どもを預けたい方は減っていないため、需要に応じた適切な方法で対応していきたいと思います。また、小・中学校のコミュニティ・スクールを通じて、地域の人と人とのつながりを大事にしていきたいと思います。
(近藤さん)学校は土日が使用できないため、活動の制限はされますが、目的を明確にすれば、自然とボランティアを担ってくださる方はいらっしゃると思っています。
(石川市長)学校で人と人がつながると地域が活気づきますからね。
(三浦さん)高齢者は遠出が難しいため、各公民館を拠点に、まちかど運動教室やサロンが開催されています。私の町内会では、健康麻雀やカラオケ、DVDによる映画鑑賞など多岐に渡って取り組んでいます。
(石川市長)健康麻雀は大人気ですよね。歩いていける距離にある公民館での活動に参加することは、生きがいづくりにつながりますね。
(三浦さん)知立駅周辺では、生涯学習施設の設置も検討されていますね。駅の高架下の利用についても期待したいと思います。中でも、堀切公園でグランドゴルフ等のスポーツが行えることを期待しています。知立駅では、全路線のミニバスが止まりますので、高齢者も集まりやすいと思います。
(岩城さん)知立駅には、人が集まれるような大きく開かれた空間や文化のアピールできる場所の設置に期待したいですね。また、知立駅周辺を起点に歴史民俗資料館などに歩いていけるようなモデルコースもあると健康にもよいと思っています。
(三浦さん)先日、知立駅前にあるちりゅっぴの庭で開催されているマルシェをのぞいたら、すごく賑わっていましたので、ぜひ継続していただきたいです。
(岩城さん)何かやっていれば、人は集まっていただけますからね。空間があれば、何かを披露したいという人はたくさんいると思います。
(加藤さん)ダンスを習っていて披露したい子どもたちも多いですよね。
(石川市長)駅前マルシェは、現在は実証実験として行っていますが、かなり定着してきました。今後も検証しながら活用していきたいと思います。
(近藤さん)魅力を感じさせる点においては、継続し、根付かせていくことが大事ですね。例えば、知立市出身で活躍している文化人は競技かるたの川瀬将義さんをはじめたくさんいます。そういった方たちにならってもらえるよう、身近に文化に触れ合って、知ってもらえる、そういった人が集まる空間が知立駅前にできれば、文化協会としても、期待に応えられる活動をし、それが根付くようにより一層力を入れていきたいです。
(加藤さん)現状、子どもたちが知立の伝統や歴史について学ぶ機会が少ないと感じます。小さい時に学んで、それを魅力としてとらえてもらえるとよいと思います。また、歴史民俗資料館のジオラマが新しくなったと聞きました。このような知立の魅力を学べる場所があることを多くの方に知ってほしいです。
(石川市長)子どもの時に学んだことで、大人になっても覚えていることは多いですよね。
(三浦さん)団体での活動は、入ってもらえれば、皆さん楽しんでもらえますが、最初の加入のハードルが高いですよね。
(一同)そうですね。
(石川市長)団体の運営は大変ですが、皆さんのお話を伺っていると団体同士のつながりもいろいろとありますね。知立市の魅力発信のためには、皆さまのお力添えが必要不可欠ですので、今後ともよろしくお願いいたします。
55周年記念イベントちりゅう55祭(さい)の情報はP31へ(※本紙をご覧ください)
