文化 柴田市長コラム 足下(そっか)に泉あり!vol.23

■感謝の記 ID:34636

まずもって、私の長期間の入院により、市民の皆さまに多大なご心配とご迷惑をおかけし、深くおわび申し上げます。
直腸がん(ステージI)のため、昨年12月26日に入院し、翌27日に手術をいたしました。退院予定直前に術後癒着性腸閉塞を発症し、1月14日に早期復帰を目指し手術、その後、同症状の再発により2月5日に再手術を受けました。
結果、2月20日に退院がかない、2月25日に術後初登庁。約2カ月の間に3度の手術を経て、何とか復帰を果すことができました。
実は、昨夏の末ごろから何となく体の変調を感じていたので、10月の人間ドックにある意味期待をしていました。やはりというか、再検査で原因を見つけてもらったということです。「健康都市 尾張旭」の市長が病気ではお恥ずかしいばかりですが、逆にどの首長さんよりも健康のありがたみが身に染みていることで、今後の市政に反映できることも多いように思います。苦しい検査、術後の激痛、つらい治療、山盛りのしんどさを経験するとやはり人生観が変わります。好きなものをおいしく食べられる、ごくごく普通の生活の幸せをかみ締めました。表現が難しいのですが、「日日是好日」、毎日の平穏で健やかな暮らしの大切さを実感したとしか、文字にできません。
そして、多くの人たちに感謝をします。まずは、妻ですね。そして、担当医の先生、看護師さんなど医療スタッフの皆さまの献身的なご尽力に、あらためて御礼を申し上げます。
市政については、職員一同、一致団結して本当によく頑張ってくれました。また、市民の皆さまからは、多くの励ましのお声をいただきました。深く深く感謝いたします。
後遺症による行動制限もあり、順応するために長い時間を要しますが、市長としての役目を果すべく最善を尽くしてまいりますので、温かくお見守りいただければ幸いです。