- 発行日 :
- 自治体名 : 愛知県豊明市
- 広報紙名 : 広報とよあけ 令和7年10月1日号
◎知って!買って!食べて!豊明の農産物を応援!
◆第4弾 柿
食欲の秋に食べごろの柿はいかがですか?
市内では沓掛町徳田地域で多く作られています。品種は「次郎柿」「富有柿」が多く、収穫時期は9~12月ごろです。
「富有はあごで食べ、次郎は歯で食べる」
《豊明産の柿の種類(旬の時期)》
●甘柿
▽完全甘柿
[生産者オススメ]早秋(9月中旬~)…果汁が豊富で果肉が少し柔らかい。さっぱりとした甘さ。
[生産者オススメ]次郎柿(10月中旬~)…四角ばった形が特徴で、種はほとんどない。果汁が少なく硬めでコリコリとした食感。
[生産者オススメ]富有柿(11月上旬~)…とろけるように柔らかい。果汁が多く甘みがある。
[生産者オススメ]太秋(10月上旬~)…果実が大きく、やや青みがかっている。果汁を多く含んでいて甘味も強い。
[生産者オススメ]伊豆(10月上旬~)…果汁が豊富で果肉が柔らかく、甘味がある。果肉の軟化が少し早いため、日持ちはしない。
松本早生富有柿(10月中旬~)…外観や味も富有柿に似ている。富有柿より収穫時期が早い。
陽豊柿(10月中旬~)…「次郎柿×富有柿」双方の良いところどりで非常に甘い。
▽不完全甘柿
西村早生(9月上旬~)…渋みが抜けて甘くなったサインとして果肉に「ゴマ」という黒っぽい模様が入るのが大きな特徴。
●渋柿
愛宕柿(11月上旬~)…ほどよいかたさで適度な甘味があり、さっぱりとした味わい。
蜂屋柿(12月中旬~)…大玉の柿で、干し柿にすると糖度が高まり甘みが増す。
◆こちらで購入できます!
○豊明・東郷グリーンセンター「Love it TO²(ラブイットトト)」
○生活協同組合コープあいちコープとよあけ店など
◎JAのイベント
産直朝市でも購入できます
とき:10月15日(水)午前9時~
ところ:あいち尾東農協豊明支店
◆おいしい柿の見分け方
○ヘタがきれいな緑色
○全体が色づいている
○濃いオレンジ色
○持った時に重みがある(大玉サイズ)
○皮に張りとつやがある
◆「柿が赤くなると医者が青くなる」
柿を食べると病気にならないという意味で、柿を食べる季節には病人が減り、医者は仕事がなくなって困るということわざです。柿にビタミンCが多く入っていることから、このように言われています。柿のビタミンC含有量は、果物の中ではトップクラスです(甘柿は可食部100gあたり70mg)。
《出典:日本食品標準成分表(八訂)増補2023年》
『わたしたちがつくっています!』
▽徳田柿組合
徳田地区の柿生産者7人で活動しています。1つ1つに手間と愛情をかけて、みなさまのもとに甘くておいしい柿をお届けしています。
生産者同士で知識や技術を共有することで品質の良い柿ができます。
次郎柿や富有柿は、主に名古屋市の市場へ共同出荷しています。学校や保育園の給食にも登場し、子どもたちにも親しまれています。
また、ふるさと納税の豊明市の特産品にも選ばれており、豊明市徳田の柿を全国にお届けしています。
▽知られざる努力
安全・安心のおいしい柿を作るために、1年にわたって病害虫の防除、剪定(せんてい)、摘蕾(てきらい)・摘果(てきか)作業、夏肥・冬肥、除草、収穫などの作業があり、管理を行っています。
最近の異常な気象状況や色々な病害虫の発生で、栽培が難しくなってきていますが、講師を招いて摘蕾や剪定の指導会などを行い、生産者で協力して品質向上に努めています。
おいしい柿を作るために応援とご協力をよろしくお願いします。
問合せ:農業政策課農政係
【電話】0562-92-8312