- 発行日 :
- 自治体名 : 愛知県田原市
- 広報紙名 : 広報たはら 令和7年12月号
■地域包括ケアシステム~住み慣れた地域で支え合う~
介護が必要になっても、住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるよう、医療・介護・福祉などが連携して支える仕組みを「地域包括ケアシステム」といいます。
高齢化が進む中、要支援・要介護認定を受ける方は増えています。今後も、医療・介護などが連携し、支え合う地域づくりが必要です。
医療と介護の橋渡し役として在宅医療サポートセンターが、かかりつけ医や訪問看護などと連携し、在宅生活を支える相談を受け付けていますので、ご相談ください。
問い合わせ:田原市医師会在宅医療サポートセンター
【電話】29-0355
■高齢者支援センター
「介護サービスを利用したいが、どうしたらよいかわからない」「近所に気になるお年寄りがいて心配」など、介護や生活のことで気になることがあれば、ご相談ください。
・福寿園、あつみの郷は認知症よろず相談の表の連絡先へ
問い合わせ:田原市社会福祉協議会
【電話】45-3611
●蔵王地区支え合いのまちづくり
田原市内で最も高齢化率の高い蔵王地区で、地域住民が気軽に集い、交流できる「東南サロン」が始まっています。
誰もが安心して暮らせる蔵王地区を目指して、地域の皆さんが「地域に必要なことは何か」「自分たちでできることは何か」などの話し合いを重ね実現したサロンです。
週1回開催され、お茶を飲みながらおしゃべりしたり、麻雀や将棋、ゲームを楽しむ姿も見られ、誰もが安心して気軽に立ち寄れる地域のよりどころとなっています。
このサロンは、市全域での地域支え合い活動のモデルとなる取り組みです。参加者からは、「相談しやすくなった」「顔見知りが増えて安心」などの声も寄せられています。こうした仕組みを身近に感じてもらうために、田原市では地域の集まりやサロン活動を通じた交流を進めています。中でも、「東南サロン」では、住民が主体となり、医療・介護関係者が協力し、顔の見える関係づくりを目指す取り組みを行っています。
問い合わせ:高齢福祉課
【電話】23-3217
■認知症よろず相談の日
12月の開催予定です。認知症に関することなどご相談ください。相談日に都合の悪い方は、高齢福祉課までお問い合わせください。

