くらし 〔連載コーナー〕環境戦隊たはらエコレンジャー~環境けいじばん

■堆肥散布による悪臭などの発生防止にご協力を!
これから夏場にかけて、農地への堆肥散布の時期を迎えます。昨年は、近隣の住民などから悪臭などに関する苦情が多く寄せられました。堆肥を使用する際には次の点に注意し、生活環境の保全と水質汚濁・悪臭などの防止にご協力ください。
●完熟堆肥の使用十分
発酵させた悪臭を伴わない完熟堆肥を使用する。
●散布後の鋤(す)き込み
雨天により散布後の鋤(す)き込みがすぐにできないことのないよう、天候に注意する。
●生活環境への配慮
住居や観光施設に近い農地に散布する場合は、生活環境に十分配慮し、悪臭、害虫、粉じんや汚水が発生しないようにする。
●過剰な堆肥散布をしない
地下水汚染の原因にもなるため、過剰な堆肥散布はやめる。

■畑や畜産場の適正管理に努めましょう!
近年、堆肥や畜産場が原因となる、悪臭や水質汚染の苦情が多数寄せられています。堆肥を鋤すき込まずに放置すると、雨風によって河川に流れ込み、河川や海が汚れる要因の一つになります。また、堆肥の一部が河川に堆積し、悪臭を放ちます。
畜産業者の方は、設備(浄化槽)のこまめな点検を行い、場内を清潔に保ち、汚水や処理が不十分な排水が河川や海に流出しないようご協力をお願いします。
田原市の豊かな環境を守りましょう。

問い合わせ:環境政策課
【電話】23-3541