子育て [特集]磨け!わたしだけの個性 一人ひとりが主役の学び(1)
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- 発行日 :
- 自治体名 : 愛知県東浦町
- 広報紙名 : 広報ひがしうら 令和7年12月号
■勉強 学び
この2つの単語の違いを皆さんは知っていますか?
また、皆さんにとって、学校はどちらのイメージですか?
「勉強」は「勉つとめ強しいる」と読めるように、行動への強制力の意味を持ちます。これに対し「学び」は「真ま似ねぶ」が語源と言われ、主体的な意味合いを持ちます。学校では、強制力のある授業や宿題などがあるため、ほとんどの人が、「学校=勉強」の印象が強いのではないでしょうか。
時代は令和になり、国は子どもの主体的な学びを重視する教育方針を打ち出しました。一方、町内にはおよそ半世紀も前から、子どもの主体的な学びに重点を置いた学校が存在します。
子ども主体の学びはどうやって実現してきたのか。
少し調査してみました。
◆国の教育方針は?
令和3年、日本の教育方針を考える中央教育審議会が、急速な社会変化に対応できるような教育の枠組みを構築しようと「個別最適な学び」「協働的な学び」を盛り込んだ「令和の日本型学校教育」を国へ示しました。これを受けた国が教育方針を決定し、どのようなことを学ぶかを定めた学習指導要領に反映すると、実際に学校の教育が児童・生徒の主体的な学習に変化していくことになります。
これまでは、先生が主体となって教壇の前に立ち、子どもたち全員に一斉に教える形でした。令和の日本型学校教育では、子どもたちの多様性を重視し、一人ひとりのスピード、理解度、やりたいことに合わせて学習を進めます。また、先生たちで内容や進め方を決めるのではなく、児童・生徒で意見を出し合い、話し合って物事に取り組みます。
◇令和の日本型学校教育のキーワード
・個別最適な学び…子どもたちの多様性を重視し、一人ひとりのスピード、理解度、やりたいことに合わせて学習を進めます。
・協働的な学び…子どもたちで意見を出し合い、話し合って物事に取り組みます。
これまでの学校教育と令和の日本型学校教育の違い!

◆東浦町の教育方針は?
◇庄子 亨(東浦町教育長)
子どもは一人ひとり個性的な存在。大人にその個性を認める心の余裕があれば、子どもはのびのびと成長することができるはずです。
現在は、子どもたちが自分で計画を立て、時には仲間と協働し、自分が必要だと思う時間を割けるような工夫を各校で進めています。なかでも緒川小学校では、すでに個別化・個性化教育の理念を47年続けてきました。緒川小学校だけでなく、その理念の方向性で、家庭・学校・青少年教育を推進していければと考えています。
◇日髙輝夫(東浦町長)
東浦町は「教育のまち」だと思っています。今の私があるのは、出身校でもある緒川小学校の教育のおかげ。私の小学生時代の教育理念が、今もほとんど変わらず続いていることがうれしいです。町の教育を通じて、子どもたちが何事にも自分からチャレンジできる子に育つよう、教育委員会と一体となって町政を進めていきたいですね。
