くらし 新年のごあいさつ
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- 発行日 :
- 自治体名 : 愛知県南知多町
- 広報紙名 : 広報みなみちた 2025年1月1日号 No.1072
◆町長 石黒和彦(いしぐろかずひこ)
あけましておめでとうございます。
皆さまには、新年を穏やかにお過ごしのこととお慶び申し上げます。昨年は、総合計画を始め計画の見直しや策定が多く、町民の皆さまには格別のご理解とご協力を賜りましたこと、深く感謝申し上げます。
令和6年の幕開けは、1月1日に発生した能登半島地震により、多くの尊い命と平穏な日常が失われた方々への深い悲しみと、被災地への連帯の思いを重ね始まりました。この未曽有の自然災害は、あらためて防災と減災の重要性を私たちの心に深く刻みました。本町においても、この教訓を重く受け止め、町民の命と暮らしを守るため、より実践的な防災力強化に努めてまいります。
さて、昨年のふるさと納税では、町内の事業者や全国の南知多町ファンの皆さまのおかげで、目標を大きく上回る4億9千万円の寄付をいただきました。本年は、さらに意欲的な7億円の目標を掲げ、町の財政基盤の強化と地域経済の活性化に取り組んでいます。
一方、依然として進む人口減少と出生数の激減は本町の最大の課題です。第7次総合計画が中期計画に入る機会に、仕事づくりや産業振興に、より力を注ぎ、子育て世代に選ばれる理由があるまちに向け、最大の努力をいたします。南知多町が持続可能な町であるためには「変化」を恐れず、何事にも積極的に臨むことが大切です。今、役場の挑戦は力強く進行中であります。
本年も「役場が変われば、みんなが変わる。みんなが変われば、町が変わる。」という信念のもと、町民の皆さまとともに南知多町の未来を切り拓いてまいります。
結びに、本年が町民の皆さまに幸多く、実り多き一年となりますことを心より祈念し、新年のご挨拶とさせていただきます。
◆南知多町議会議長 鈴木浩二(すずきこうじ)
新年あけましておめでとうございます。
皆さまにおかれましては、健やかに新年を迎えられたことを心よりお喜び申し上げます。昨年は多くのご支援を賜り、誠にありがとうございました。地域の皆さまと共に歩んできた一年を振り返り、感謝の気持ちでいっぱいです。
ここで、町政に目を向けますと、町の最重要課題である「新中学校の建設」については令和10年の建設は断念したものの、限られた財政の中で老朽化した公共施設の再配置は喫緊の課題であります。
また、中期計画を策定中の第7次総合計画では、重要政策の一番目に「産業の活性化と雇用の確保」を掲げ、ふるさと納税の取り組みをより一層強化することで税外収入の確保および地域の魅力の発信について取り組まれていますが、私たちの町の特産品や観光資源を広く知っていただくきっかけとなり、今後も知恵と工夫でさらに発展していくことができると確信しています。
さらに、少子高齢化や環境問題など、現代社会が抱える課題は多岐にわたります。これらの課題に対しては、地域全体で取り組む必要があります。私たち議会も、その一翼を担うべく、政策の立案や予算の審議に真摯に取り組んでまいります。皆さまと共に、持続可能な社会を築くための努力を惜しまない所存であります。
本年も議会として、地域の声に耳を傾け、皆さまと共に歩む姿勢を大切にしながら、南知多町のさらなる発展に向け努力してまいります。どうぞ、本年も変わらぬご支援とご協力をお願い申し上げます。
最後になりますが、本年が皆さまにとって素晴らしい一年となりますよう心よりお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。