くらし 安全・安心 防災安全通信 Vol. 101

■支援に駆けつけてくれる災害ボランティア! ~『受援』の備え~
『受援』とは、災害時に被災地以外から応援・支援を受け入れることです。受援をスムーズにすることで、被災者の命や生活が守られ、復旧・復興が円滑に進みます。
近年、災害対応において重要と言われている『受援』に関する取り組みを紹介します。

◆「災害時におけるボランティア活動等に関する協定」を締結!
災害ボランティア愛・知・人、町、町社会福祉協議会の三者で協定を締結しました。
この協定は、災害ボランティア団体と事前に関係を築くことで優先的に支援に入ってもらい、円滑なボランティア活動を行えるよう連携・協力することを目的としています。

◆災害ボランティア愛・知・人
災害時の緊急支援・復興支援など専門的な知識を持って様々な活動をしています。活動拠点は春日井市にあり、メンバーは愛知県の他、全国各地にいて800人を超えています。
活動経験豊富で、とても頼もしい方々に仲間になっていただきました。

◇令和6年能登半島地震での活動
発災3日後から珠洲市へ支援に入り、食料や毛布、簡易トイレなどの物資を届け、2か月以上にわたり炊き出しを実施。その他、以下の活動により、復旧・復興を支援。
・被災家屋の応急復旧、応急処置・障害物除去
・清掃作業および災害廃棄物の撤去作業
・被災者の身心をケアするイベントの開催 など

現在も珠洲市で活動中!
ボランティア活動に興味がある方はこちらから
「愛·知·人ホームページ」(本紙2次元コード参照)

◆産業まつりで被災地支援! ~段ボール瓦を作ろう~
11月1日に行われる産業まつりで、町社会福祉協議会のブースに愛・知・人が出展します。瓦が落ちてしまった屋根を応急処置するための「段ボール瓦」を一緒に作り、町から被災地を支援しましょう!小さいお子様でも出来ますので、ぜひお立ち寄りください!