くらし 〔ほっとニュース〕運動器検診の講演会を実施しました

令和7年3月29日(土)に住民健診講演会を行いました。東栄町では、浜松医科大学整形外科教室の先生方の協力を得て運動器検診を実施しています。今回は、村上裕樹先生、村上悠介先生、大江慎先生3名の方より話がありました。要支援・介護の要因の一つである骨折・転倒、関節疾患を予防するために筋力トレーニングが必要であること。筋肉のある人は重心が前に傾きにくく膝を伸ばして立つことができると話がありました。講演会では、参加者へ配布したゴムバンドを使って会場の皆さんと足のトレーニングを実施しました。
また令和6年に行った「東栄町栄養運動介入試験の報告」についても大江先生からお話があり、6か月の介入試験を行った中で筋力トレーニングとたんぱく質の摂取は運動機能の改善、栄養機能の改善、背骨の姿勢改善につながることがわかりました。3か月~6か月の継続的な取り組みで脊柱変形の進行や手術の回避につながるということです。貴重なお話をありがとうございました!
★参加者アンケートより(アンケート回収率96.5%)
・健康寿命を自分の努力によって伸ばすヒントを教えていただきありがとうございました。(75歳・女性)
・歩くだけでなく筋力をつける運動の必要性がよくわかりました。(61歳・女性)
・6か月ミチタスを飲みましたが、その後飲みたい時ミチタス以外のたんぱく質でもよいでしょうか。(81歳・男性)
⇒ミチタス以外でも構いませんが、タンパク質含有量は一度に10g程度を目安に摂取すると良いと思います。腎機能障害がある場合など、摂取に関してご不安があれば、かかりつけへ相談してください。

問合せ:福祉課
【電話】76‒1815