- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県四日市市
- 広報紙名 : 広報よっかいち 9月上旬号NO.1676
■特集展示「没後20年丹羽文雄と手紙」を開催します
今年、本市出身で昭和を代表する作家・丹羽文雄(1904-2005年)の没後20年を迎えました。これにちなみ、博物館3階の常設展示室展覧処・白里亭で、9月9日(火)から「丹羽文雄と手紙」をテーマにした特集展示を開催します。
丹羽は、数々の作品を発表しながら同人雑誌「文学者」を主宰し、若い作家たちが作品を公表できる場を20年以上作り続けました。
同人の一人で、芥川賞作家の河野多惠子が丹羽に宛てた手紙には、丹羽の著書を読んだ感想や、自身の新規連載についての相談などがつづられており、先輩作家を慕う様子が伺えます。
そのほか、田村泰次郎(たいじろう)や近藤啓太郎といった同郷の作家や家族から丹羽に宛てられた手紙も展示します。手紙に記された言葉を通じて、丹羽の人物像の一端をひも解きます。
また、10月19日(日)には丹羽文雄の孫でプロデューサーの丹羽多た聞もんアンドリウさんによる記念講演会を開催予定です(事前申し込み)。没後20年の節目の年に、丹羽文雄のことを知ってみませんか。
詳しくは、博物館のホームページをご確認ください。
問合せ:博物館・プラネタリウム
(【電話】355-2700【FAX】355-2704)