広報よっかいち 9月上旬号NO.1676

発行号の内容
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くらし
【特集】能登半島地震に学ぶ防災(1) ■今、あなたができること 令和6年1月1日16時10分。 能登半島をマグニチュード7.6、最大震度7の大地震が襲いました。 元日のめでたい空気が漂う中での、突然の揺れ。災害は日を選ばないと誰もが実感したはずです。 “その時”がいつ来るかを誰も知りえないし、止めることは誰にもできません。 でも、一人ひとりが今この瞬間から備えることはできます。 一人でも多くの命と暮らしを守るために。 ▽データで知る能...
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くらし
【特集】能登半島地震に学ぶ防災(2) ■知ることが行動につながる「過去の災害から何を学ぶか」 本市では、能登半島地震の発生日から現在まで、延べ215人の職員が災害派遣として現地に向かいました。被災地で実際に支援活動に当たった職員が、現地で何を見て、何を感じたか、そこから学ぶことは何かをお伝えします。 [Interview01] ▽地震の怖さは揺れと津波だけじゃない。 ために 北消防署 中村 派遣期間:令和6年1月10~14日 私は、輪...
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くらし
【特集】能登半島地震に学ぶ防災(3) [Interview02] ▽避難所で強く感じた、 の大切さ 危機管理課 小松 派遣期間:令和6年1月10~16日 私の派遣先は、80人ほどが避難する避難所でした。到着前は、「雑然としているのだろうか、皆さん落ち込んでいるのでは」と思っていましたが、到着して感じた印象は違いました。避難者同士で役割分担やルールを決めて、きちんと避難所運営が成り立っていたんです。しかも、避難者にふさぎ込む様子はなく、...
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くらし
【特集】能登半島地震に学ぶ防災(4) [Interview03] ▽復興するまでは長期戦。大切なのは 危機管理課 林(辞令時は市民課) 派遣期間:令和6年4月1日~令和7年3月31日 私は、生活の再建全般に関する相談の受け付け、災害関連死などに対する弔慰金などの申請案内をする部署に1年間所属しました。同じ部署で働く輪島市の職員は、自分の家族を亡くしていても、家を失い避難所から出勤していても、毎日輪島市のいち早い復興のために働いていまし...
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くらし
【特集】能登半島地震に学ぶ防災(5) ■地域で助け合うために「知っていますか、避難行動要支援者制度」 災害によってもたらされる影響の度合いは、個々が持つ特性によって大きく異なります。特に、避難の際に時間を要する人や災害情報をうまく受け取れない人などは、災害の発生によって大きな影響を受けやすくなります。 大規模な災害が発生したときに、高齢者や障害者など災害時に特に支援を必要とする人を「避難行動要支援者」といい、過去の災害では、避難行動要...
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くらし
【特集】能登半島地震に学ぶ防災(6) ■避難先、今すぐ確認を“避難場所”と“避難所”の違い 災害発生時、現在いる場所では身の危険がある場合には迅速な避難行動が必要です。避難する場所は「避難場所」と「避難所」があり、言葉は似ていますが全く違う意味を持っています。いざというときに認識を間違えていると、命に関わることがあるため、改めて確認しましょう。 ▽東日本大震災では「避難所」に逃げて亡くなった人も 平成23年に発生した東日本大震災で、岩...
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くらし
みんなで守り育む、緑あふれるまちづくり 本市には、森林や里山がたくさんあります。こうした緑の大切さを未来に伝えていくため、今ある緑を保全しつつ、新たな緑を創出し、暮らしに安らぎと潤いを与える緑豊かな都市を形成していくことが大切です。 今年開設した3カ所の市民緑地をご紹介します。開設した3カ所を含め、現在14カ所の市民緑地が市内にありますので、ぜひ訪れてみてください。 ※「四日市市にある14の市民緑地」の詳細は本紙PDF版8ページをご覧く...
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健康
アプリで始める健康づくりで、毎日をもっとアクティブに ■楽しみながら健康的な生活習慣をGET! 歩くことや体を動かすことは、心身の健康に良い効果をもたらすことがわかっていても、「きっかけがない…」「続かないだろう…」そんな風に感じてはいませんか。 歩数計測アプリ「スポーツタウンWALKER」を活用して、無理なく楽しい健康づくりを始めましょう。 《ウオーキングアプリ「スポーツタウンWALKER」とは?》 自分の歩数や距離を記録できるアプリです。歩数や距...
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くらし
きらり四日市人 Vol.150 ■国際バレエコンクール「ユース・アメリカ・グランプリ(YAGP)」 ジュニア部門女子1位獲得 小原芳美バレエスタジオ所属 杉本奈槻(なつき)さん 市内在住の中学1年生・杉本奈槻さんは、4月に米国で開催された、若手バレエダンサーの登竜門として知られる国際コンクールのジュニア女性(12~14歳)部門で、1位を獲得しました。同コンクールには奨学金制度があり、9月からは、世界的に有名な「モナコ王立・グレー...
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くらし
人権・同和教育シリーズ 人権のひろば ◎毎月22日は「人権を確かめ合う日」です 「人として尊重し合える関係に…」 子育てをしていると、こどもの成長や発達に不安を感じ、悩む人も多いのではないでしょうか。ただ、自分が何とかしなくてはと思い、誰にも相談できずに一人で抱え込んだり、これで良かったのかなと不安になったりし過ぎると、こどもの気持ちに気付きにくくなり、こどもも不安を感じてしまいます。 そんな悩みや不安を解消するためにも、子育てのこと...
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くらし
市長の全力取材 vol.53 ■茶ッ茶ッ茶ッの四日市かぶせ茶特産地 本市が、かぶせ茶の特産地であることを多くの人に知ってもらうため、かぶせ茶のPRソング「かぶせ茶パラダイス」を作り、プロモーションを進めています。四日市農芸高校ダンス部の皆さんにご協力いただき、曲に合わせたダンスも織り込んで、プロモーション動画に仕立てました。 大四日市まつり初日の8月2日には、決意表明イベントを開催し、三重茶農業協同組合の豊田組合長をはじめとし...
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くらし
そらんぽへ行こう(Let’s go to SORANPO)Vol.106 ■特集展示「没後20年丹羽文雄と手紙」を開催します 今年、本市出身で昭和を代表する作家・丹羽文雄(1904-2005年)の没後20年を迎えました。これにちなみ、博物館3階の常設展示室展覧処・白里亭で、9月9日(火)から「丹羽文雄と手紙」をテーマにした特集展示を開催します。 丹羽は、数々の作品を発表しながら同人雑誌「文学者」を主宰し、若い作家たちが作品を公表できる場を20年以上作り続けました。 同人...
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文化
文化財さんぽ(BUNKAZAI SANPO)Vol.41 ■四郷の歴史的景観に寄与する神楽(かぐら)酒造酒蔵兼釜場(さかぐらけんかまば)・西酒蔵 四郷地区は、19世紀に味噌(みそ)、醤油(しょうゆ)、酒、酢などの醸造業が盛んになり、製茶や製糸業とともに三重県の経済を牽引しました。その一つである神楽酒造は、かつてさまざまな工場が林立して栄えた、この地区の往時の景観を伝える建造物です。 神楽酒造の酒蔵兼釜場は、2階建て切妻造(きりづまづくり)の東西棟で、南側...
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くらし
9月 市の情報発信(CITY INFORMATION) 【テレビ】 ●CTY(地デジ12ch) ◇四日市市からのお知らせ 日時:9月5日(金)、9月19日(金)、10月3日(金) 12:30/18:15/20:30 【ラジオ】 ●CTY-FM(FM76.8MHz) ◇マンスリーよっかいち 日時:第1・3(日)8:54/14:54 ◇ALO!YOKKAICHI 日時:(土)19:54 ◇なるほど!防災 日時:(月)17:30/(木)8:30 ◇よっかいち...
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くらし
人口/火災件数/交通事故件数 人口:305,469人[7月末日現在(前年比-1,531)] 火災件数:10件[7月分(前年比-1)] 交通事故件数:922件(7月分)
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その他
編集後記 ■特集に関するこぼれ話 昨年起こった能登半島地震。新年が始まったばかりだったことに加え、本市も揺れたので記憶に深く残っているのではないでしょうか。特集では、現地で支援活動にあたった職員のリアルな声を取材し、その教訓をもとに備える大切さを伝えています。また、リニューアルした防災教育センターを訪れていたご家族に、表紙写真へご協力いただきました。災害が起こった時、自宅周辺がどうなるのか、熱心に見学してい...
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その他
その他のお知らせ(広報よっかいち 9月上旬号NO.1676) ■広報よっかいち9月上旬号 No.1676(令和7年9月5日発行) 編集・発行:四日市市広報マーケティング課 〒510-8601 四日市市諏訪町1番5号 【電話】059-354-8104(総合案内) 印刷:水九印刷株式会社