- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県四日市市
- 広報紙名 : 広報よっかいち 11月上旬号NO.1680
本市では、こどもたちの声を生かしたさまざまな事業や活動を進めるため、令和7年3月に「四日市市こども計画」を策定しました。この計画に基づいて、「こどもの権利が尊重され、こども自身の意見や視点が生かされたこども施策」を実行します。
■こどもの権利とは?
すべての人は生まれながらにして「自分らしく生きる権利」があり、こどもも、大人と同じ一人の人間としての権利を持っています。
1989年に国連総会で採択された「子どもの権利条約」では、こどもの権利を守るため、「差別の禁止」、「こどもの最善の利益」、「生命、生存および発達に対する権利」、「こどもの意見の尊重」の四つの原則を定めています。そのうち「こどもの意見の尊重」に関する本市の取り組みを紹介します。
「こどもの意見の尊重」
こどもは自由に意見を表すことができ、大人はその意見をこどもの発達に応じて十分に考慮します。
▽子ども人権フォーラム
本市では、市内の中学校区ごとに、代表学年の小・中学生が集まり、身近な人権問題について自らの思いや考えを話し合う「子ども人権フォーラム」を実施しています。
地域の人が参観している校区もあり、こどもたちの意見が地域に届く貴重な機会となっています。また、全校集会や校内掲示・放送などで、活動を通じて得た学びや気付きを共有する取り組みも行われています。
・参加した小学6年生
「人権フォーラムを通して、世界がとても広くなったように感じました。私にはなかった意見なども出て面白かったです。」
・参加した中学1年生
「自分たちにできることは、声をあげていくことだと思います。最初は一人二人でも、だんだん人数を増やしていけば、おかしいと思うことを変えられると思います。そのために、まずは自分から声をあげていきたいです。」
■じんけんフェスタ2025
すべての人の人権が尊重される社会の実現に向け、広く人権を考える機会として開催しています。人権に関する映画の上映や展示、人形劇やこども体験コーナーなどさまざまな催しを行います
日時:12月7日(日)9:00~16:30
場所:勤労者・市民交流センター本館・東館
■人権週間記念映画「父と僕の終わらない歌」
日時:(1)10:00から(2)13:30から
※いずれも30分前に開場
定員:各300人(当日、先着順)
●この記事についてのお問い合わせ・ご意見は
人権・同和教育課【電話】354-8253【FAX】354-8308
人権センター【電話】354-8609【FAX】354-8611
人権・同和政策課【電話】354-8293【FAX】354-8611
