- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県松阪市
- 広報紙名 : 広報まつさか 令和7年10月号
秋になると、日が暮れるのが早くなります。
交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣づけ、交通事故防止の徹底を図りましょう。
■松阪市内の交通事故状況
松阪市は、令和6年に10人もの尊い命が交通事故によって失われ、人口10万人あたりの交通事故死者数において「全国ワースト2位」でした。
また、令和7年8月末現在において、昨年同時期を上回るペースで死亡事故が発生しており、本年も非常に深刻な状況となっています。
(※)全国10万人以上の260都市の中で「ワースト2位」
(情報提供:三重県警察)
■交通事故に遭わない、起こさないために
交通事故を防ぐには、一人ひとりが安全への意識を持って交通ルールを守り、事故に遭わない、起こさないための行動をとることが重要です。
歩行者、自転車、自動車それぞれが守るべき基本的な交通ルールとマナーを確認しましょう。
◆次のチェック項目は、最低限の交通ルールとマナーです。
全てチェックが埋まるようにしましょう!
〇歩行者の方
□止まる、見る、待つを徹底する
□道路を横断するときに横断歩道が近くにあるときは必ず利用する
□歩きながらスマホ等の画面を注視したり操作をしたりしない
□道路を斜めに横断しない
□明るい服装を心がけ、暗くなってきたら夜光反射材の着用やライトを活用する
〇自転車の方
□車道が原則、左端を通行。歩道は例外、歩行者を優先する
□交差点では信号と一時停止を守って、安全確認する
□夜間はライトを点灯する
□飲酒運転は禁止
□乗車用ヘルメットを着用する
□傘差し運転やスマホを操作しながらの運転をしない
〇自動車の方
□スピードに注意((1)死亡事故率が高くなる、(2)停止距離が長くなる、(3)視野が狭くなる)
□カーナビやスマホの操作を運転中にしない
□飲酒運転は禁止
□危険予測をした運転をする
□夕暮れ時に早めのライト点灯をする
□横断歩道は歩行者優先
下図の状態別死亡者数を見てみると、死亡事故は、交通弱者(歩行者・自転車)の事故が5割を占めています。
状態を問わず、全ての人が「事故は誰にでも起こりうる」と考えることが大切であり、思いやりを持った行動をとることが事故防止につながります。
〇状態別死亡者数