- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県桑名市
- 広報紙名 : 広報くわな 令和7年9月1日号
9/20~26は動物愛護週間として、動物と人の共生をめざす期間です。飼い主は命を預かる責任を持ち、健康管理や環境整備、愛情を持った世話を徹底することが大切です。
■ペットの災害対策について
災害時にペットの命を守ることができるのは飼い主だけです。まずは、ご自身の安全を確保し、ペットの避難についても、普段から考え、備えておく必要があります。
下記のチェック表を参考に準備することや、避難所や避難ルートを確認しておくなど、いざというときに慌てないように、ペットに基本的なしつけをし、備えておきましょう。
《ペット防災用品チェック表》
★優先順位1動物の健康や命にかかわるもの
□5日分以上のペットフード、水、食器□療法食・薬
□ケージ、キャリーバッグ
□リード(伸びないもの)、ハーネス
□トイレ用品(ビニール袋、新聞紙、ペットシート、トイレ砂)
★優先順位2飼い主や動物の情報
□飼い主の連絡先
□ペットの写真(迷子の時に役立ちます)
□ペット手帳(ペットのお薬手帳など)
★優先順位3ペット用品
□タオル、ブラシ、おもちゃ
□粘着テープ(ケージの補修など多用途に使用可)
□洗濯ネット(猫の場合)
(猫は洗濯ネットに入れると落ち着くので、安心して移動させることができます)
■ペットを飼っている人
1.動物の習性などを正しく理解し、最後まで責任をもって飼いましょう
2.人に危害を加えたり、近隣に迷惑をかけることのないようにしましょう
3.むやみに繁殖させないようにしましょう
4.動物による感染症の知識を持ちましょう
5.盗難や迷子を防ぐため、所有者を明らかにしましょう
■飼い主のいない猫(野良猫)へのTNR+M活動について
「TNR活動」は、野良猫に不妊・去勢手術を行い、野良猫をめぐるさまざまなトラブルの軽減を図るとともに、一代限りの命を見守る活動です。
「飼えないけど、かわいそうだから餌をあげたい」という一方で、猫の数が増えることにより「鳴き声がうるさい」「ふん尿が臭い」など野良猫に関するご相談が多く寄せられています。
また、手術を受けた後の猫への餌やりやふん尿による環境衛生のご相談を市に寄せられることがあります。TNR活動に、適切な餌やり・トイレの設置・後片付けなどの管理(Management)を加えることで、周辺の環境が保たれ、人と猫が地域で共生していくことができます。
問合せ:
環境対策課(【電話】24-1183【FAX】22-5183)
TNR活動については桑名保健所(【電話】24-3623【FAX】24-3692)