- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県桑名市
- 広報紙名 : 広報くわな 令和7年10月1日号
■地域の防災を支える消防団
「自分たちのまちを守りたい」という熱い思いを持った人が集う消防団。
昨年、桑名市消防団には機能別団員(支援団員・学生団員)と重機隊が新設されました。
パワーアップした消防団の今、新たに加わった学生団員、重機隊の活動を紹介します。
▽地域密着で安全なまちづくりをめざす防災の要「桑名市消防団」
消防団は普段はそれぞれの仕事や生活をしながら、地域を守るために活動する非常勤の地方公務員です。火災や災害発生時に消防・救助活動にあたるほか、平時も消火・救助訓練などを通じて災害に備え、地域の防災意識を高めるための活動も行っています。
本市では、現在648人の消防団員が活躍しています。団員減少に対応するため、昨年には学生やOBの消防職・団員を対象とした「機能別団員」制度を導入しました。また、大規模災害への備えとして、県内初の重機隊を設立しました。今後は、市内25分団全てに重機隊員を配置するのが目標です。そのほか、救命講習に注力して応急手当指導員を増やします。
消防団は常時消防本部と連携し、地域一体となって防災力を向上させ、市民の安全を守ることをめざしています。
Q.消防団は誰がなれますか?
A.18歳以上であれば入団できます。地域貢献に意欲があれば、誰でも消防団員になれます。現在、学生や女性も活躍しています。
Q.活動はボランティアですか?
A.ボランティアではなく報酬があります。年ごとの報酬や災害活動・訓練に参加した際の報酬があります。活動期間に応じて退職金も支給されます。
Q.どんな活動を行いますか?
A.地域を守るさまざまな活動を行っています。災害や火災への出動をはじめ、災害時に備えた訓練や地域の防災指導、巡回広報など平常時もさまざまな活動に取り組んでいます。
[教えてくれたのは]
消防団長 中久木治(おさむ)さん
「私たちと一緒にまちの安全を守りませんか?消防団員募集中」
問合せ:
この記事については秘書広報課(【電話】24-1492【FAX】24-1119)
消防団入団については消防救急課(【電話】86-7486)