健康 人の身体も定期的なメンテナンスを(1)

■特定健診・がん検診
食事や運動などの生活習慣が関係する「生活習慣病」や、進行するまで症状が出ない「がん」は、早い段階に自分自身で気付くことが難しい病気。気付いた時にはすでに手遅れなんてことも…。早期発見・早期治療ができれば、治る可能性が高まります。
「忙しいから」「元気だから」と先延ばしにせず、定期的に健(検)診を受けましょう!

◇市内の国保加入者の約半数ががんや生活習慣病で亡くなっています

■40歳以上の糖尿病患者とその予備軍の割合
▽男性3人に1人
▽女性4人に1人
糖尿病は、全身の血管が傷んでいく病気。初めはどこにも痛みなどの違和感を感じないまま、症状が進行していきます。放っておくと、失明や心筋梗塞、脳梗塞などが起こる場合も!糖尿病は、治療をしないと命にかかわる病気なのです。
・生活習慣に心当たりがなくても油断しないで!
健診で血糖値に異常が見つかり、再検査で糖尿病と診断。心当たりは全くないのに…。早めに治療を始めたので合併症は発症していませんが、もしも健診を受けずにいたらと思うとゾッとしますね。(40代女性)
▽11ページ　国保特定健診・後期高齢者健診

■一生涯のうちにがんになる人の割合
2人に1人
名張市における死因第1位はがん。「健康だから」と、がん検診を受けない人がいますが、症状が出てくるのは進行してから。がんは早期発見して治療をすれば90%以上が治ります。「症状がなくても」定期的にがん検診を受けることが大切です。
・症状もないのに陽性が!放置しなくてよかった…
症状はなかったのですが、大腸がん検査で陽性に。精密検査で初期のがんが見つかりました。発見が早かったため、体への負担なく手術も無事に終わりました。放置していたらどうなっていたか……。(50代男性)
▽12～13ページ　がん検診

■国保　特定健診
実施期間：7月1日火～11月29日土
※特定健診肺大プラスのみ11月28日金まで
※期間中に75歳になる人は誕生日前日まで

◇対象者には6月下旬に受診券が届きます
対象：40～74歳(昭和25年9月1日～昭和61年3月31日生まれ)の国民健康保険加入者
※治療中の人も対象
※5～8月に加入した人は手続きの2カ月後に届きます。

◇健診内容・自己負担金
(1)～(3)から選択。詳しい検査内容は市HPで
(1)国保特定健診
自己負担金：無料
血液検査、血圧測定、尿検査、身体測定、心電図
(2)特定健診肺プラス
自己負担金：900円
「特定健診」に、肺がん検診などが加わります。
(3)特定健診肺大プラス
自己負担金：1,500円
「特定健診肺プラス」に、大腸がん検診が加わります。

問合せ：保険年金室(国民健康保険)
【電話】63-7445

■後期高齢者健診
実施期間：7月1日火～11月29日土
◇対象者には6月下旬に受診券が届きます
対象：後期高齢者医療制度の加入者
※75歳になるのが、5～7月の人は8月中旬、8月の人は9月中旬に届きます。
◇健診内容・自己負担金無料
血液検査(脂質、血糖、貧血、尿酸、腎機能、肝機能)、血圧測定、尿検査、身体測定(身長・体重)、心電図

◎15地域で集団健診を実施。日程は、受診券に同封の案内をご覧ください。

問合せ：保険年金室(後期高齢者)
【電話】63-7105

◇名張ケンコー!マイレージ
特定健診、後期高齢者健診は「名張ケンコー!マイレージ」対象!
ご自身で人間ドックや職場の健診などを受けた場合も対象。健診結果と質問票を令和8年1月末までに、市役所1階保険年金室へ提出してください。

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