くらし 市長への手紙にお答えします

広報おわせ12月号に掲載しました「市長への手紙」では、たくさんのご意見・ご提案をいただき誠にありがとうございました。今月号では、その一部を抜粋し、要約して紹介します。
お寄せいただいたご意見・ご提案につきましては、できるかぎり市政に反映させるよう努力いたします。

■尾鷲総合病院での手術について
今後も尾鷲市内で手術が受けられるよう、お願いします。また、特にリハビリはとても素晴らしいです。要支援で受診してますが、少しずつ良くなっており、楽しみにしてます。入院もしましたが、何事にも大満足でした。

◇回答
尾鷲総合病院は地域住民のための病院として、内科、外科、整形外科、産婦人科、眼科、皮膚科、泌尿器科等においては常勤医と応援医師による診療を行い、その他の診療科においても応援医師等による診療を行っています。
手術に関しても常勤医や応援医師で対応できるものは行っていますが、医療分野の専門化が進んだことや、以前と比べて派遣医師が減少したこと等により、当院で対応できる手術が減っています。
現在は三重大学や伊勢赤十字病院などの高度医療を提供できる病院と情報を共有し、最善の治療を行うにはどこで手術を行うか検討し、患者さんにお伝えしています。
市民にとっては近くで手術ができることでより安心感が生まれ、また、距離が近いことにより肉体的・経済的な負担軽減が見込まれることから、これからも医師確保に努めてまいります。
リハビリに関してお褒めの言葉ありがとうございます。リハビリを行うことにより少しずつ良くなっているとのことでこちらもうれしく思います。
これからも地域の皆さんに尾鷲総合病院があって良かったと思っていただけるように取り組んでまいります。

■ゴミ袋の有料について
ゴミ袋代金を無料にしてほしいです。隣町はどんな袋に入れてもゴミを持って行ってくれます。

◇回答
市民の皆さまのごみ減量に対するご協力により、市の収集可燃ごみ量は平成25年度から3年間で20%以上の削減がなされ、平成28年6月からは、指定ごみ袋を新料金としました。
今後、東紀州5市町の動向や可燃ごみ量の推移を注視しながら検討していくこととしております。
なお、現在、SNSなどで、「ごみ減量のお願い」として啓発をさせていただいておりますが、指定ごみ袋で出していただいている可燃ごみの中には、まだまだ「無料で出せる資源化物」があります。
資源化物の分別の徹底など、引き続きごみ減量化の推進にご理解とご協力をお願いします。

■自転車の走行について
歩道を自転車に乗って走行する人が多く、歩行者が危険を感じ、車道に落ちそうになります。自転車は左側車道走行がルールです。交通ルールを守るよう、市の防災無線等で呼びかけて下さい。老若男女、子供に呼びかけて下さい。

◇回答
自転車は、道路交通法で軽車両に位置付けられており、歩道と車道の区別があるところは車道通行が原則です。
ただし、歩道に「普通自転車歩道通行可」の標識があるときや、13歳未満の子ども、70歳以上の高齢者、身体の不自由な人が自転車を運転しているときは、例外として歩道の車道寄りを通行することが認められています。
ご意見いただいた自転車の交通ルール厳守については、市民の安全を守るために重要な課題であり、市広報等での周知を図るほか、警察などの関係機関と連携し、対策に取り組んでまいります。

お問い合わせ:政策調整課
【電話】23-8131