子育て 【特集】「伊賀市こども計画」~夢みる未来に向かって~

■こども計画とは…
こども施策に関する事項を定める計画であり、自治体における施策や地域資源、こどもや子育て当事者などの意見を反映し作成しました。
市では、平成27年度には第1期にあたる「伊賀市子ども・子育て支援事業計画」を、令和2年度には「第2期伊賀市子ども・子育て支援事業計画」を策定し、さまざまな施策を推進してきました。
今後は、令和5年に制定された「こども基本法」の理念に基づき、新たに「第3期伊賀市子ども・子育て支援事業計画」を包含する「伊賀市こども計画」を策定します。すべてのこども・若者の育ちが保障され、すべての家庭が安心して子育てできるよう、さらなるこども・子育て支援に取り組みます。

■計画の性格・位置づけ
本市のまちづくりの総合的指針である「伊賀市総合計画」や、地域福祉の方針を定める「伊賀市地域福祉計画」のほか、関連する分野別計画と整合を図っています。

■計画の期間
この計画は、令和7年度から令和11年度までの5カ年の計画です。
なお、こども・若者施策やこども・子育て支援事業の進捗状況を踏まえ、計画期間の中間時点である令和9年度に計画の点検を行い、必要な見直しを行います。

■計画の基本理念
◇みんなが主役!!
"ともに成長し、明るく・楽しく・笑顔 そして自信にみちあふれる"伊賀市

理念の実現に向けては、妊娠から出産、子育てまで切れ目のない支援ができる体制を充実させ、市民、教育・保育関係者、企業・団体、行政がその重要性に対する関心と理解を深めるとともに、それぞれの役割を果たしながら「こどもが育つ、大人も育つ社会」を構築していくことが必要です。

■施策の体系
事業を実施するに当たり基本的に持つべき視点として、「こどもの人権、権利の尊重」をはじめとした5つの基本方針を定めました。また、妊娠・出産・乳児期、幼児期から学童期などライフステージごとの取り組みや家計支援などについて、5つの基本目標を定めています。
また、5つの基本目標にそれぞれ16の基本施策を設定しています。基本施策には、各施策に対する満足度の向上を成果指標として設定するとともに、取り組みを進める上での「こどもの視点」と「大人の視点」を加え、各事業に取り組みます。

■「夢みる未来」に向かって、こども・若者の皆さんにできること
皆さんが持っている大切な「権利」の1つに、「自分の考えを言うこと」があります。
この計画をつくる時、小学校入学前のこどもから大学生の若者までが集まって、ワークショップを行いました。ワークショップとは、1つのテーマについてみんなで考えやアイデアを出しあうことです。
市では、今後もこのワークショップのように、こども・若者の皆さんから話を聞きたいと思いますので、ぜひ参加してください。

問合せ:こども政策課
【電話】22-9654【FAX】22-9646