健康 上野総合市民病院だより

◆病院で働く管理栄養士からの夏バテ対策のすすめ
暑さが厳しくなり体調を崩しやすいこの季節、食欲がわかないといった夏バテを経験された人は多いのではないでしょうか。特に高齢者は喉の渇きに気づきにくいことが多く、脱水に気を付ける必要があります。なぜなら、高齢になると、水分を蓄えるための筋肉が減り、体脂肪の割合が高くなるため、体内の水分量が減少する傾向にあるからです。
脱水を予防するには、喉が乾いたと感じる前にこまめに水分補給をすることが大切です。まとめて多量に飲むと胃腸に負担がかかり、食欲低下につながります。食事と共にお茶や味噌汁などを用意することや、経口補水液を身近に置いておくことも良いでしょう。
また、気温が高くなると冷たいものを求めてしまいがちですが、冷たいものばかりだと食後の消化不良を起こしやすくなります。適度に温かい飲みものを取り入れることを心がけましょう。暑さで食欲がないときは、果物やゼリーをメニューに加えるなど日々の食事を少し工夫して、健康的に夏を乗り切りましょう。
当院では、入院中の患者さんの食事に関する相談はもちろん、外来通院中の患者さんやご家族への栄養相談も実施していますので、お気軽に管理栄養士にお声がけください。
(栄養管理課 東 沙季)