くらし 明日に向かって~差別をなくしていくために~

■日常生活で使っている言葉について考えてみませんか-青山支所-
私たちは日常生活で、言葉を使ってコミュニケーションを取っています。その中で知らないうちに誰かを傷つけたり、人権を侵害していることがあります。そこで、普段使っている言葉について、一度考えてみようと思います。
例えば、「男の子だから」とか「女の子だから」といった言葉は、性別に基づく固定観念を押しつけ、その人の個性や可能性、存在自体を否定する恐れがあり、自己肯定感を損なう原因となりかねません。また、「普通」という言葉を会話の中でよく使いますが、これは自分の感覚を押し付け、他者を否定することにつながることがあります。多様な価値観や生き方を否定する言葉や偏見に気づき、それぞれの個性を尊重することが大切です。
ほかにも、無意識に使っている言葉の中に、障がいのある人への差別的な表現を含むものが潜んでいます。例えば、目的地に行く方法がないときに、「足」を用いた言葉で表現することがあります。これは実際に足に障がいのある人への配慮を欠き、不快な気持ちにさせるかもしれません。ほかにも、身体の一部を用いた言葉で表現する場合があります。言葉の持つ意味を理解し、いろいろな立場の人に想いを寄せ、意識して言葉を選ぶことが大切です。
言葉は人を傷つけることもあれば、勇気づける力を持つこともあります。まずは、自分自身の言葉を振り返り、誰かを傷つけているかもしれないという視点を持つことが、誰もが安心して生活できる社会を実現する第一歩だと思います。

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