くらし [伊賀市居住支援協議会の設立]誰もが安心して暮らせるまちへ

「住まい」は、暮らしの基盤です。しかし、高齢者や障がいのある人、ひとり親家庭、外国人、生活に困窮している人など、住宅を借りるときに不利な立場に置かれる人たちがいます。こうした人たちは「住宅確保要配慮者」と呼ばれています。
最近では、次のようなお悩みが増えています。
・「高齢の親が一人暮らしで、アパートを借りづらい」
・「引っ越し先を見つけたいが、頼れる人がいない」
こうした声に応えるため、市が取り組みを進めているのが「居住支援」です。

◆伊賀市居住支援協議会を設立しました
市は、今年8月に居住支援法人、不動産事業者などと協力して、県内初となる市町単位での「伊賀市居住支援協議会」を設立しました。協議会では、住宅の貸し手である不動産事業者が抱える課題と、行政や居住支援法人が考える課題を共有し、住宅確保要配慮者が安心できる「住まい」の確保に向けて話し合います。今後、協議会では次のような活動を行います。
・不動産事業者との連携による入居支援の促進
・入居後の見守り、生活支援、地域とのつながりの構築
・保証人を確保できない人への家賃債務保証制度の活用検討
・地域住民、家主などへの理解促進
・共生社会の実現に向けた啓発活動

[伊賀市居住支援協議会]
・不動産事業者
・伊賀市(住宅・福祉部門)
・居住支援法人(伊賀市社会福祉協議会)
・福祉団体

家主/住宅確保要配慮者

円滑な入居

家主・要配慮者、双方にとって「安心できる住まい」をめざします

◆必要とされる支援
超高齢社会やひとり暮らし世帯の増加に伴い、「住まい」に困っている人が増えていくと予想されます。私たちのまちが、誰にとっても安心して暮らせる場所であり続けるために、居住支援は必要です。

◇居住支援とは
住宅の確保が難しい人に対して、安定した住まいを提供し、安心して暮らせる環境を整えるためのサポートを行う取り組みです。

◇居住支援法人とは
住宅の確保が難しい人に対して、住まいの提供や生活支援を行うために設立された法人のことです。市内では伊賀市社会福祉協議会が県の指定を受けて活動をしています。

◇居住支援協議会とは
住宅の確保が難しい人に対する支援を効果的に行うために、地域の関係者が協力して組織する協議体のことです。

住まいに関するお困りごとがある人は、上記お問い合わせ先までご相談ください。

問合せ:
・生活支援課【電話】22-9650【FAX】22-9661
・伊賀市社会福祉協議会 くらし支援課【電話】22-0084