- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県川越町
- 広報紙名 : 広報かわごえ 2025年10月号(No.622)
■特別会計決算
特別会計は、特定の目的のために一般会計とは区別されており、みなさんからの保険料(税)や使用料などで運営されています。法律で定められている分や不足する分は、一般会計から各特別会計へ繰出金として支出しています。
▽介護保険/歳入歳出とも増加
介護保険制度は、介護や支援が必要な状態になったときに、安心してサービスを受けられるよう相互扶助による社会保険制度です。被保険者の保険料と公費を財源として、介護サービスの保険給付や介護予防などの事業を行います。
第1号被保険者数:2,915人(令和7年3月末現在)
要介護認定者数:454人(令和7年3月末現在)
主な事業:介護サービスに係る保険給付費7億1,714万2千円
▽後期高齢者医療/歳入歳出とも増加
後期高齢者医療制度の運営は県内全市町が加入の三重県後期高齢者医療広域連合で、被保険者は75歳以上の方で、市町は保険料の徴収と被保険者からの申請・届出等の窓口となります。
被保険者数:1,683人(令和7年3月末現在)
主な事業:後期高齢者広域連合納付金2億554万7千円
▽国民健康保険事業/勘定は歳入歳出とも減少診療施設勘定は歳入歳出とも増加
国民健康保険は被保険者の相互扶助に支えられた地域医療保険として、加入者の健康保持と福祉の向上に大きな役割を果たしています。主に保険税やその他の収入金を財源として、保険給付を中心とする事業を行います。
被保険者数:2,098人(令和7年3月末現在)
主な事業:国保加入者に係る保険給付費7億4,996万円
(単位/千円)
■公営企業会計決算
▼水道事業
水道事業の当年度純利益は656万2千円となりました。
建設改良費の財源として、企業債の借入を行いました。
*資本的収支で、不足する6,767万8千円は損益勘定留保資金にて補てんしました。
▽収益的収支(水道水の収入や水道水を作るための費用などの経営活動に伴う収支)
主な収入:水道料金収入2億4,897万円(前年度比2.5%増)
主な支出:県受水費(県から購入した水)1億6,113万8千円(前年度比2.3%減)
▽資本的収支(水道施設や水道管の維持や更新などの設備投資に関係する収支)
主な収入:企業債(借入金)7,150万円(前年度比240.5%増)
主な支出:建設改良費1億5,110万2千円(前年度比120.5%増)
主な事業:高松地内水道管布設替工事
供給単価(1立方メートルあたりの平均水道料金収入):138円39銭
給水原価(1立方メートルあたりの水道水を作り出す費用):158円80銭
年間有収水量(水道料金算出のもとになった水量):1,799,044立方メートル(前年度比1.4%増)
▼下水道事業
下水道事業の当年度純利益は2,437万8千円となりました。
*資本的収支で、不足する2億3,784万8千円は損益勘定留保資金等にて補てんしました。
▽収益的収支(下水道使用料の収入や、下水道施設の維持管理に係る費用などの経営活動に伴う収支)
主な収入:下水道料金1億2,947万7千円(前年度比2.0%増)
主な支出:ポンプ場費(川越排水機場の維持管理に係る費用)9,502万3千円(前年度比1.4%増)
▽資本的収支(下水道施設の更新など設備投資に関係する収支)
主な収入:企業債(借入金)1億3,400万円(前年度比33.7%減)、国庫補助金1億7,014万円(前年度比40.2%減)
主な支出:建設改良費3億8,866万2千円(前年度比39.6%減)企業債償還金3億4,424万7千円(前年度比11.2%減)
主な事業:川越排水機場建設工事委託に関する協定、北福崎雨水幹線整備工事