くらし まちの話題
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- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県明和町
- 広報紙名 : 広報めいわ 2025年10月号
■中学陸上とグランド・ゴルフで全国大会に出場し健闘
「第71回全日本中学校通信陸上競技三重県大会」で、明和中学校陸上部3年の福島遥斗(はると)さん、清川裕也さん、大西咲太郎さん、西嶋夢登(ゆめと)さん、世古口大我さん、鬼頭昊希(こうき)さんの6人が400メートルリレーで1位、福島さんは100メートルの部の決勝で優勝し全国大会参加標準記録を突破、清川さんは110メートルハードルの部で3位に入賞し同じく参加標準記録を突破しました。
8月12日には6人が役場を訪れて町長から激励を受けました。8月17~20日に沖縄県で行われた「第52回全日本中学校陸上競技選手権大会」に出場し、健闘しました。
また、「国民スポーツ大会グラウンド・ゴルフ競技会県代表選考予選会」で予選を突破した北出やえさんも9月5日、役場を訪れ激励を受けました。
滋賀県甲賀市で9月13、14日に開催された「第79回国民スポーツ大会グラウンド・ゴルフ競技」に三重県内の代表選手11人とともに出場し、健闘しました。
■大淀港でスポーツ交流イベント開催
大淀ふれあいキャンプ場で8月16日、「スポーツ交流イベントin明和マリンアドベンチャー」が開催され、多気町や明和町の子ども達23人が参加、猛暑の中、海のスポーツを楽しみました。
このイベントは子ども達がスポーツを通じて交流する合同レクリエーションで、多気郡スポーツ協会が主催し、多気、明和、大台の多気郡3町で運営しています。
当日は、ライフジャケットの正しい装着方法や海の上での密な意思疎通の必要性など安全に過ごすためのルールを学び、その後、子どもたちは2班に分かれて、海と陸のプログラムを体験しました。
海のプログラムでは水しぶきを上げてカヤックやSUP(サップ)を楽しみ、陸のプログラムでは松ぼっくり集めや薪割り、火起こしに挑戦し、苦労して火が点いたときには「やった!」と大喜びしていました。
■精霊相撲と安産祈祷相撲で子ども達が熱戦
江戸時代から続く伝統の相撲行事が行われ、猛暑に負けず熱戦が繰り広げられました。お盆の送り火に当たる8月16日には下御糸地区の志貴で精霊相撲を開催。地域の子ども達など36人が参加して、1人が3連勝または5連勝するまで取り続ける3人抜き、5人抜き相撲を実施。その後は小結、関脇、大関を決める三役相撲も行われ、会場からは大きな声援が送られました。
8月23日には陽珠院(下御糸地区)の境内で「中村の安産祈祷相撲」が開催されました。読経の後、土俵開きが行われ、半紙をくわえて相撲を取る「紙相撲」から始まり、主役の子ども達が登場。相撲の基本姿勢である蹲踞(そんきょ)などの所作を終えてから本勝負となり、3人抜きを行いました。三役の番付も決定して、最後に3本締めで神事を締めくくりました。
この行事は、妊婦の紅白のさらしを柱に巻いて相撲終了後に腹帯にすると安産になるとの言い伝えから安産祈祷相撲と呼ばれるようになりました。
■地域活性化でモンベルと包括連携協定
アウトドア用品メーカーの株式会社モンベル(大阪市)と町は9月8日、地域活性化などを目的とした包括連携協定を結びました。両者が連携して明和町の自然を生かしたアウトドア活動の促進などを通して地域活性化と町民生活の質の向上を目指します。
モンベル本社で開かれた締結式には辰野勇代表取締役会長兼CEOと下村町長が出席して協定書に署名しました。辰野会長は「三重県には豊かな自然があり、自然を生かした連携や、会社として地域に貢献していきたい」とコメント。下村町長も「明和町にある歴史文化と自然を活用し、町民の健康や子どもたちの育成に力を合わせて取り組みたい」と期待を寄せました。
■斎王まつりフォトコンテスト結果 斎王賞に岡 啓一さんの『「平安絵巻」古から今へ』
第42回「斎王まつり」フォトコンテスト入賞者の表彰式が令和7年9月7日、いつきのみや地域交流センターで開催されました。50名、97点の応募があり、審査の結果、岡啓一さん(伊勢市)の作品『「平安絵巻」古から今へ』(写真)が斎王賞を受賞しました。そのほか各賞の受賞者は以下の皆さんです。
※写真、受賞者は本紙をご確認ください。
■明星小学校5年生が稲刈りを体験
明星小学校5年生が、9月11日に稲刈りの体験学習を行いました。
この体験は、昔ながらの農作業の苦労と食の大切さを学び、地域の人たちとのふれあいを目的に地域おこし団体「むらおこし・みょうじょう」が明星小学校と協力して行っているものです。
児童は、むらおこし・みょうじょうのメンバーから鎌の使い方や注意事項の説明を受けたあと、鎌を使い一束ずつ丁寧に刈り取りました。刈り取った稲は、束ねて稲はさ架にかけ、乾燥させるところまでを体験しました。
明星小学校5年生は、1年を通して稲作について学んでおり、4月には籾もみ蒔まきやしろかき、5月には田植えも行ってきました。今回刈り取った稲は、1週間ほど天日干しし児童は脱穀作業を行い、むらおこし・みょうじょうのメンバーが精米した後、家庭に持ち帰るほか、学校で収穫を祝う催しを行う予定です。
