スポーツ 特集 認知症になっても仲間と伴に暮らしつづけられる町たまき RUN伴(ランとも)たまき

認知症の当事者や家族、支援者らがたすきをつないで歩く・走る啓発イベント「RUN伴たまき」を10月10日開催しました。
町単独での開催は、今年が2回目になります。当日は、認知症の方、家族、介護・障がいサービス事業所、金融機関、企業、商店そしてたくさんのボランティアや団体のみなさん、総勢300名を超える方に参加をしていただきました。
「認知症サポーターさくら」のみなさんは、認知症の方たちをサポートしながらゴールをめざし、「健康しあわせ委員」のみなさんは、ウォーキングで盛り上げ、田丸保育所年長さんの沿道での応援、企業さんは走るコースで参加、最後は「食生活改善推進員」によって、ぜんざいがふるまわれました。
たくさんの笑顔とオレンジ色が映える玉城町となりました。

■認知症に関する相談窓口~認知症が心配、認知症かなと思ったら~
認知症は、誰にでも起こりうる脳の病気によるものです。自分が認知症かも、家族が認知症かもと不安を感じたら、一人で悩まずに地域共生室へ相談をしてください。

■J-MINT研究をご存じですか?
近年、認知症における危険因子が明らかとなっており、多因子介入(運動や栄養指導、認知トレーニングなどを組み合わせた方法)が認知症予防に有効である可能性がわかってきました。愛知県大府市の国立長寿医療研究センターで「J-MINT研究」が行われ、高齢者の認知機能改善の効果を検証。その結果、一定条件下で改善効果が認められました。
この成果を基に、町でプログラムを受けられる実証研究事業が令和8年4月からはじまります。

問合せ:保健福祉課地域共生室
【電話】58-7373