- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県度会町
- 広報紙名 : 広報わたらい 2025(令和7)年9月号
■〔度会中学校〕目が見えない生活を知る福祉体験教室
7月28日、度会町社会福祉協議会にて、自身も視覚障がい者である辻本和仁さん(麻加江)を講師に招いて福祉体験教室が行われ、度会中学校の生徒会役員6人が参加しました。
初めに、辻本さんから、生活する中で困ることや、障がいを補助する便利なツール、障がい者への声かけの方法など、実体験を交えた話がありました。その後、生徒たちは2人1組のペアとなって、視覚障がい者体験と手引きの体験として、1人がアイマスクをつけ、もう1人がガイドヘルパーとなって廊下を歩きました。ガイド役は、手引きの方法について「周囲の様子をいろんな視点から説明してください」とのアドバイスを受け、「右側に障害物があるから気を付けて」「壁に習字が展示してあるよ」と声をかけながら誘導することができました。
最後に、辻本さんから「今日をきっかけに、白杖を持った人に会ったら声をかける勇気をもってほしい」と話があり、生徒たちは「体験を通して目が見えないことの困難さを知った」「目が見えづらい人に出会ったら声をかけてみようと思った」と感想を述べました。
■〔度会町本気塾〕マインクラフトであそぼう!
8月6日、度会町中央公民館にて「度会町本気塾」が開催され、アシスタントをしてくれた高校生・大学生を含む18人が参加しました。6回目となる今回は、「マインクラフトであそぼう!」と題し、一般社団法人未来の大人応援プロジェクトの山岡さんが講師を務め、「マインクラフト」というゲームの教育版を体験しました。
マインクラフトとは、ブロックでできた仮想空間のなかで建築や冒険を自由に楽しむことができる、ものづくりゲームの一種です。参加者は、1人1台のパソコンを使い、初めに、マインクラフトの基本的な操作方法について学んだ後、あの人気番組「逃走中」のルールに従い、それぞれがハンターと逃走者に分かれ、マインクラフトの世界でゲームを楽しみました。子どもたちは「どうやって前に進むの?」と操作方法を教え合い、逃走中では「もう1回やりたい!」と大いに盛り上がりました。
問合せ:
町教育委員会事務局【電話】62-2422
度会小学校【電話】62-0004
度会中学校【電話】62-0194