くらし 地域おこし協力隊活動日誌 vol.96


紀宝町へ来てから、もうすぐ3年目に入ろうとしています。空き家対策と移住定住促進活動がミッションなのですが、最近は空き家バンクの現地調査がメインになりつつあります。
空き家バンクの登録をお申し込みされた所有者や町内の不動産会社と連絡を取り、現地調査や資料作りなどを行っています。小さいころは、住宅展示場を眺めるのが好きだったのですが、今は「間取りを書くのが大変そうな家だな~」と思いながら見てしまうような気がします。
昨年度から、360度カメラを導入したのですが、移住サイトの閲覧者から「分かりやすくて、閲覧するのが楽しい」という声をいただいています。また、SNSの発信もほぼ毎日行っています。
空き家の建っている場所によっても異なりますが「家の中を人が歩くだけでも風が生まれる」といわれているとおり、空き家になってからも管理されているお家の中は、放置してしまった家と比べると傷み具合は全然違います。
思い入れのあるなしに限らず、所有者が空き家へ赴向く時間・向き合う時間を持つことは本当にすてきだなと、改めて私は思います。
近年では中古物件のニーズが高まっていることもあり、空き家を手入れすることは資産価値の向上、地域資源の保全にもなります。みなさんの宝物を守る、よいきっかけになれるよう、引き続き、一所懸命取り組んでいきます。

◎空き家バンク関連のサイト・SNS
・紀宝町空き家バンク紹介ホームページ
・紀宝町空き家バンク紹介インスタグラム
※本紙二次元コード参照