- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県紀宝町
- 広報紙名 : 広報きほう 令和7年5月号
■今月のテーマ
5月の紫外線は夏並み「うっかり日焼けに要注意!!」
紫外線は、3月から徐々に強くなり始め、5月~8月ごろにピークを迎えます。また、紫外線が強い時間帯もあり、午前10時~午後2時ごろまでがピークで、特に正午前後は紫外線が非常に強くなると言われています。
紫外線を浴びるとビタミンDが生成され、骨の強化や免疫力の向上に役立ちますが、当たりすぎると日焼けやしみ、そばかすなどの原因になるだけではなく、皮膚がんや白内障などの健康被害の原因になることもあります。
外出時は日傘や帽子、UVカットのサングラスを着用するなど紫外線が直接肌や目に当たらないようにしましょう。
◇紫外線の種類
太陽の光には、目に見える光と目に見えない赤外線、紫外線の3種類があります。
また、紫外線には、しわやしみ、たるみなどの原因のひとつにあげられている「紫外線A波」と、細胞の核内までに入り込み、DNAを傷つけてしまう可能性のある「紫外線B波」の2種類があります。
太陽から届く紫外線に含まれる紫外線B波の量は約1割と少ないものの、肌への作用が強いため短時間浴びるだけで肌が赤くなってしまいます。
◇紫外線から体を守るために
(1)外出時は、日傘やつばの広い帽子を使用し、長袖を着用する。
(2)生活シーンにあわせた、日焼け止めを選ぶ。
(3)UVカット機能のサングラスやコンタクトレンズを使用する。
(4)抗酸性力の高いビタミン・ミネラル類を積極的に摂る。
◇日焼け後の対処法
うっかり日に焼けてしまった場合は、まず、日焼けした部分を冷水や氷水で冷やしましょう。その後、肌のほてりや赤みが落ち着いてきたら、しっかりと潤いを与えて保湿し、ビタミンCやEを積極的に摂取しましょう。
ただし、症状がひどい場合は、皮膚科を受診してください。