- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県紀宝町
- 広報紙名 : 広報きほう 令和7年6月号
■歯ブラシは大切、でもそれだけではダメ‼
歯ブラシは、歯垢を取り除くことで、むし歯や歯周病を予防します。
磨く際のポイントは、歯の表、裏、噛む面に加え、歯の根元を意識し、歯に対して45°にあて、前後に細かく動かしましょう。また、歯ブラシだけだと歯と歯の間は約60%しか歯垢除去できません。デンタルフロスや歯間ブラシを使用することで約90%の歯垢を取り去ることができます。
むし歯になりやすいのは、奥歯の噛む面の細い溝ですが、ここまで届く道具はありません。そこで、フッ化物配合歯磨剤を利用します。唾液に溶けたフッ化物は溝の奥に届き、歯垢に取り込まれ、歯垢から酸が出てむし歯を作ろうとすると、フッ化物も出てきてむし歯になるのを防ぎます。
なお、小さい子どもへは、仕上げ磨きが必要ですが、下図のとおり、歯みがき剤の量に気をつけましょう。
歯並びは一人ひとり違うため、デンタルフロス、歯間ブラシは、適切に使わないと歯ぐきに傷をつけてしまいます。自分や子どもへの歯ブラシ、デンタルフロス、歯間ブラシの使い方は、歯科医院で歯科医師や歯科衛生士から教えてもらいましょう。そして、年に何回かは歯科医院を受診し、チェックしてもらいながら、歯の健康を保ちましょう。
※詳しくは、本紙またはPDF版を参照してください。