- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県紀宝町
- 広報紙名 : 広報きほう 令和7年10月号
◆8/31 経験を共有し、災害への備えを強める
ー能登半島地震の教訓をテーマに講演ー
町自主防災組織連絡協議会は8月31日、まなびの郷において、石川県珠洲市議会議員の向山忠秀(むかいやまただひで)氏を講師に迎え、「能登半島地震の記憶と、いま私たちにできること~地震・津波への備え~」をテーマに講演会を開催しました。
講師の向山議員は「津波警報が出たらすぐに避難を。普段から真剣に訓練を重ね、家から最短で逃げるルートを考えておいてほしい。命が第一優先」と話していました。
その後、町自主防災組織連絡協議会役員と向山議員夫妻のパネルディスカッションが行われ、参加した約220人のみなさんは、能登半島の被災状況や日ごろの備えの大切さを学びました。
◆9/8 産・官・学・医の連携で、災害時の救護所を研究
ーみんなでえがく救護所研究会を発足ー
町は9月8日、「みんなでえがく救護所研究会」の発足式を開催しました。
この研究会は、産・官・学・医の4者が連携し、地域課題の解決、研究開発と技術革新、知的財産の活用と社会還元、人事育成を目的に災害時の救急医療救護所のあり方について研究を進めます。
今後、みらい健康課と防災対策課が中心となり、連携団体である紀南医師会救護班、相野谷診療所、町地域医療研修センター(医)、日本大学理工学部(学)、清水建設株式会社技術研究所・NOVARE(産)がそれぞれの分野で仲間を増やしながら、地域社会の発展に貢献し続けられる活動を行っていく予定です。
◆8/27 町内の小中学生13人が子ども議会に登壇
ー子ども議員が町の未来を問う!!ー
町教育委員会は8月27日、子ども議会を開催し、町内の小学生9人、中学生4人の合わせて13人が登壇しました。
子ども議会は、役場や議会の仕事について学習し、暮らしの中でどのような働きをしているかを理解するとともに、質問や提案を行うことで子どもの主体性を育むことを目的に行っています。
子ども議員からは、「人口減少問題について」、「避難所での対応について」、「高齢者の健康づくりについて」など、幅広い分野について質問や提案がなされ、町長や担当課長らがていねいに答弁していました。
◆8/20・21 働くことの苦労、喜びを学ぶ
ー紀南高等学校生が職場実習を実施ー
紀南高等学校は7月22日~8月末までの夏休み中の数日間、2年生の生徒7名が7か所の町内外の事業所で、職場実習を実施しました。
これは職場実習をとおして、明確な進路意識や望ましい職業観、勤労観の育成等、キャリア教育を推進することなどを目的に行っているものです。
紀宝町役場には8月20日と21日、鈴木隼斗(すずきはやと)さんが職場実習に訪れ、企画調整課で広報広聴係として、町内の事業所で職場実習をしている同級生の様子などを取材しました。
鈴木さんは、重い一眼レフカメラをしっかりと持って写真を撮り、緊張しながらも一生懸命インタビューしていました。