くらし 近江八幡市消費生活センター発 【今月のくらしの豆知識】

■電気・ガスの契約トラブルに注意!
◇事例
突然知らない事業者が訪問し、「電力会社を変えるだけで電気料金が安くなる」と言われた。聞きなれない社名だったので乗り気ではなかったが、「ご近所の人も変更されています」と言われ、つい電気の検針票記載の個人情報を伝え承諾してしまった。後から近所の人に聞くと、「そのような話は聞いていない」と言われ不安になった。契約書はまだもらっていない。解約できないか。

◇アドバイス
平成28年から電力、平成29年からガスの小売が全面自由化され、今年で電力自由化から10年目に入りました。引っ越しなどで新生活が始まる時期は、電気・ガスの契約トラブルが、特に若年層で増加傾向にあります。
勧誘があっても安易に応じるのではなく、料金プランや算定方法の説明を受け、メリット・デメリットを十分把握し、勧誘された代理店や新たに電力を契約する社名・連絡先・契約条件をよく確認して検討しましょう。検針票に記載の情報(氏名、住所、顧客番号、供給地点特定番号など)は慎重に取り扱い、契約の意思がなければきっぱりと断りましょう。訪問や電話で勧誘を受けて契約した場合は、契約書面を受け取った日から8日以内であればクーリング・オフが可能です。不明・不審な点があれば、すぐに相談してください。

■消費者トラブルで困ったらご相談ください!
近江八幡市消費生活センター(人権・市民生活課内)
【電話】36-5566【FAX】36-5882【ホームページID番号】29139
消費者ホットライン【電話】188(いやや)