- 発行日 :
- 自治体名 : 滋賀県栗東市
- 広報紙名 : 広報りっとう 2025年4月号
■令和7年度主な事業と予算
1.経済活動が活発で、多様な就労環境があるまち
▽栗東健康運動公園(栗東ホースパーク)整備事業…1億6,077万円
本市の全国的なイメージを担う馬を資源として活用しながら、市内外の人々が多様な交流や日常的な憩いを楽しめる場として、引き続き栗東健康運動公園の整備を進めます。
▽有害鳥獣防除事業…409万円
従来の有害鳥獣対策に加え、外来生物であるスクリミンゴガイ(ジャンボタニシ)による水稲への被害を防止するため、新たに補助を実施します。
2.自己肯定感が高く、笑顔にあふれた子どもを育むまち
▽私立認定こども園整備補助…5億93万円
高まる保育需要や多様化する保育ニーズに対応するため、栗東市子ども・子育て支援事業計画に基づき民設民営認定こども園を誘致し、喫緊の課題である待機児童の解消を目指します。
▽大宝東児童館等移転事業…7,325万円
地域子育て包括支援センターと大宝東児童館を大型商業施設に移転し、子育て親子が気軽に立ち寄り、相談や交流ができる子育て支援のための拠点として整備します。
▽小・中学校体育館等空調設備設置検討調査事業…600万円
近年の猛暑による学校活動への影響対策と、災害時の避難所としての環境整備のため、空調設備の設置検討調査を行います。
3.健康維持に向けた取り組みが進み、地域共生が実現しているまち
▽国スポ・障スポ開催事業…2億4,049万円
第79回国民スポーツ大会・第24回全国障害者スポーツ大会を開催します。来会者を会場地まで輸送し、迎えるための環境を整備します。
▽帯状疱疹ワクチン接種事業…4,142万円
令和7年度から新たに高齢者を対象とした帯状疱疹ワクチン予防接種が定期接種化されることに伴い、65歳以上の対象者に順次接種を実施します。
4.多様性を認め合い、快適で安全に暮らし続けられるまち
▽防犯カメラ設置事業…125万円
令和7年度から年次的に犯罪抑止、防犯環境の整備を目的として、通学路や過去の犯罪発生箇所に防犯カメラを設置します。
▽バス路線維持・再編検討事業…2,802万円
地域公共交通の運行事業者に対し、原油価格高騰分などに係る補助を実施するとともに、市内バス路線の再編検討を行います。
▽墓地公園整備事業…2,040万円
現在の墓地需要に対応するため、新たに墓地公園内に合葬墓を整備します。
5.参画したくなる、新時代のパートナーシップを追求するまち
▽キャッシュレス決済システム導入事業…471万円
行政事務のDXを推進し、市民サービス向上と事務効率化のために、キャッシュレス決済端末を窓口に設置します。
▽シティプロモーション推進経費…769万円
アニメ・ゲームコンテンツとのコラボイベントの実施や各種イベントへの参加により、“馬のまち”PR活動を展開します。
■市民の皆さま 市長からのメッセージ
市民の皆さまには、市政に格別のご理解とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
今年度はいよいよ国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会が滋賀県で開催されます。本市においても県や関係団体と連携し、大会を盛り上げ、市民の皆さまに感動していただき、スポーツへの関心が高まるよう、また、次世代に繋げられるよう、イベントや啓発などを引き続き行ってまいります。
さて、令和7年度の当初予算について、主な事業と予算は掲載のとおりとなります。「積極的に先を見据えた新たな時代の栗東(まち)づくり」に向けた歩みをさらに進めて行くため、地域子育て包括支援センターと大宝東児童館を大型商業施設に移転し、子育て支援のための拠点として整備するなど、さまざまな事業を通じ、市民の皆さまが望む市政が実現できるよう取り組んでまいります。
栗東市長 竹村健(やすし)