健康 6月4日から6月10日は「歯と口の健康週間」

歯や口腔が健康であることは、豊かな食生活を営むことができるだけでなく、様々な病気の予防にもつながります。いつまでも自分の歯を保ち、健全な食生活を送ることが心身ともに健康な毎日を過ごすための基本となります。

■むし歯の予防
むし歯は口の中にいる細菌が糖分をもとに作り出す酸によって歯が溶ける病気です。
むし歯の予防には歯みがきだけではなく、フッ化物の利用や糖分のコントロールが必要になります。

▽歯みがきの合言葉は『2+2+2+2法』
フッ化物配合歯みがき剤を効果的に使って、むし歯を予防しましょう。
(1)2cm程度(歯ブラシ全体)歯みがき剤をたっぷり歯ブラシにのせる
(2)歯みがき剤を歯全体に広げる
(3)2分間歯みがきをする
(4)ペットボトルキャップ2杯分程度の少量の水で30秒間ブクブクうがいをする(1回)
(5)歯みがき後、2時間は飲食を控える
(6)1日2回は、歯みがきをする
市内小中学校では『2+2+2+2法』を使った予防歯科の取り組みを計画しています。

■歯周病の予防
歯周病とは、歯の周囲の汚れ(プラーク)の中に含まれる細菌の毒素で歯ぐきに炎症が起き、歯を支えている骨が溶けていく病気です。
しかし、初期段階では自覚症状が少なく、症状が出る頃には進行している可能性があります。セルフチェックをし、気になる症状があれば歯科医院を受診しましょう。

▽歯周病セルフチェック
□起床時に口の中がネバネバする
□歯みがきの際に出血する
□硬いものがかみにくい
□口臭が気になる、指摘された
□歯ぐきが腫れる
□歯ぐきが下がって、歯と歯の間にすき間ができた
□歯がグラグラする

本市の予防歯科の取り組みについては、市ホームページにも掲載しています。

問合せ:健康増進課
【電話】554-6100【FAX】554-6101