健康 熱中症に注意してください

■熱中症とは
高温多湿な環境により、徐々に体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温の調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指し、さまざま症状を起こす病気です。屋外だけでなく室内で何もしていないときでも発症し、場合によっては死亡することもあります。
熱中症の予防対策「暑さを避けること」と「水分補給」が大切です。
・涼しい服装
・日陰を利用
・日傘・帽子
・水分・塩分補給

▽予防対策
→無理をせず徐々に身体を暑さに慣らしましょう
→体調の悪いときは特に注意しましょう
→高齢者、乳幼児などの方は熱中症にかかりやすいので特に注意し、周囲の人から声かけをしましょう

■熱中症の症状
軽度:めまい、立ちくらみ、生あくび、筋肉痛、こむら返り、大量の汗、手足のしびれ、気分が悪い
→症状が改善しない場合は、医療機関を受診しましょう
中度:頭痛、吐き気、嘔吐、体がだるい(倦怠感)、いつもと様子が違う
→速やかに医療機関を受診しましょう
重度:呼びかけに対して返事がおかしい、意識がない、けいれん、まっすぐ歩けない・走れない、体温が高い(体に触ると熱い)
→ためらわず救急車を呼びましょう

■熱中症警戒情報(熱中症警戒アラート)・熱中症特別警戒情報(熱中症特別警戒アラート)とは?
「熱中症警戒アラート」とは、環境省と気象庁が、熱中症の危険性が極めて高くなると予測された際に注意を呼びかけ、熱中症予防行動を取るよう促すものです。熱中症の危険性が極めて高くなると予想される日の前日17時頃または当日朝5時頃の1日2回発表されます。
令和6年4月からは、過去に例のない危険な暑さになり、熱中症による重大な健康被害が生じるおそれがある場合は、前日の14時頃に一段階上の「熱中症特別警戒アラート」が環境大臣から発表されます。

■指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)
気候変動適応法に基づき、「熱中症特別警戒アラート」が発表されたときに、暑さをしのぐことができる場所を確保することで、熱中症による健康被害の発生を防止するための施設です。市では次の施設をクーリングシェルターに指定しています。(開庁・開館時間に限る)
栗東市役所本庁舎、栗東市総合福祉保健センター、栗東市立図書館(本館、西図書館)

市ホームページにも熱中症に関する情報を掲載しています。

問合せ:健康増進課
【電話】554-6100【FAX】554-6101