- 発行日 :
- 自治体名 : 滋賀県竜王町
- 広報紙名 : 広報りゅうおう 令和7年2月号
令和5年に「こども基本法」が制定され、こどもも社会の一員として政治やまちづくりに対して意見表明する権利が認められました。そこで竜王町では、こどもや若者の社会参画と意見表明の機会づくりとして「こどもまんなか会議」を開催しました。
・第1回 8月22日(木)「マイテーマを決めよう」
・第2回 9月14日(土)「グループでテーマを深めよう」
・第3回 9月28日(土)「グループインタビューをしよう」
・第4回 11月9日(土)「まとめをしよう」
・第5回 12月7日(土)「提案発表をしよう」
■2024年のテーマ
「大人になっても竜王町で暮らし続けるために今の・将来の自分たちにできることは?」
グループで取り組みたいテーマを決め意見交換をしたり、町の取り組みについてインタビューをしながら意見を深めていきました。12月7日の竜王町地域共生社会推進フォーラムで発表した提案書を紹介します。
■Aグループの提案書『町民が無理なく環境をきれいにするには』
メンバー:佐藤菜月、竹中桃羽、犬井優那、齊内光優、圖司結月、大学生サポーター
▽理想
・みんなが無理なく環境をきれいにできるようになる。
・町の中がいつもきれいで、気持ちよく暮らせるようになる。
・草刈りやゴミ拾いが楽しみながらできる活動になる。
▽現状
・草刈りやゴミ拾いの機会があまりない。
・ゴミが落ちていたり、雑草が伸び放題の場所がある。
・みんなが環境美化活動に参加する意識が低いように感じる。
↓
▽私たちが話し合った「解決策」
・草刈りやゴミ拾いの機会をもっとつくる。
・チーム対抗の草抜きバトルや、参加賞を用意してみんなが楽しく参加できるようにする。
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▽私たちができること
・草刈りやゴミ拾いのイベントに積極的に参加する。
・友だちを誘って、イベントの参加人数を増やす。
▽大人に協力してほしいこと
・草刈りやゴミ拾いのイベントを企画してほしい。
・チーム対抗の草抜きバトルや参加賞を用意して、みんなが楽しく参加できるようにしてほしい。
■Bグループの提案書『竜王町を魅力的で不便なく安全に楽しめる場所にするには』
メンバー:犬井咲那、犬井敦貴、澤井健吾、米田明加、田中琥汰朗、大学生サポーター
▽理想
・不便がなくなり、住む人も遊びに来る人も楽しく快適に過ごせるようになる。
・小学生でも中学生でも楽しめる場所が増える。
・町の魅力をもっと伝えて、町を出ていく人を減らす。
・通学路が安全になり、みんなが安心して暮らせるようになる。
▽現状
・行きたい場所に行くのに不便で、車を持っていない人はもっと困る。
・楽しめる場所や行事が少なく、他の町に行く人が増えている。
・通学路に車が多くて危ない。
・町の良さがあまり知られていない。
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▽私たちが話し合った「解決策」
・インスタやTikTokなどを使って、竜王町の魅力を発信する。
・アグリパークやかがみの里でイベントを増やして、人を集める。
・「チョイソコ」の停留所を増やし、バスの路線を広げて、行ける場所を増やす。
・自転車が通りやすい道路を作るなど、移動がもっと便利になるようにする。
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▽私たちができること
・「チョイソコ」やバスを積極的に使う。
・友だちと一緒に「チョイソコ」に乗って、利用する人を増やす。
・普段から「チョイソコ」を移動手段として使ってみる。
▽大人に協力してほしいこと
・町の良さを伝えるためのイベントや交流の場を増やしてほしい。
・通学時間帯は通学路でない道を利用して安全を守ってほしい。
・「チョイソコ」の停留所をもっと増やしてほしい。
・広告などで「チョイソコ」に乗ることをアピールしてほしい。
■こんなことも分かったよ!
・竜王町にはいろいろ集まれるところがあったんだな。
・コンポストなどを利用することで、生ごみを土に戻せることが分かった。やってみようと思った。
など、いろいろなことを知ることができました。
問合せ:健康推進課こども家庭支援室(保健センター内)
【電話】58-1006