くらし 二十四節気(にじゅうしせっき)ごとに京都の銭湯を巡る

京都には、個性豊かな約80もの銭湯が点在しています。その魅力を再発見していただくため、普段銭湯に行かない方も足を運びたくなるようなスタンプラリーを実施。
ここでは、京都の銭湯の魅力やスタンプラリーの内容を紹介します。

■二十四節気とは
1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、それをさらに6つずつに分けた季節の移ろいを表す言葉。
京都は三方を山に囲まれた盆地特有の気候のため、季節の移ろいが鮮やかであり、繊細な季節の変化を五感で楽しめるまちでもあります。

『冬至にゆず湯に入るのも二十四節気を感じられる風習なのである!』

■京都の銭湯って?
市内には、地下水を薪で沸かす昔ながらの湯や文化財に指定されている建物など、魅力的な銭湯がたくさんあります。
銭湯は、湯やサウナを楽しむのはもちろん、世代を超えた温かい交流が生まれる地域コミュニティの場でもあります。
また、災害時における入浴支援といった重要な役割も担っています。

「ほわ~」

・詳しくはこちら
※本紙二次元コードよりご覧ください。

◇〔初めてでも大丈夫!〕銭湯の入り方
(1)タオルを持って浴場へ
(2)まずは掛湯で体の汚れを落としましょう
(3)浴槽にタオルや髪が入らないように入浴しましょう
(4)洗い場で体を洗い、使った椅子やおけは元の場所に
(5)体をよく拭いてから脱衣場へ
(6)湯上がりは水分補給をしてくつろぎましょう

■〔二十四節気 湯めぐりアンバサダー〕小山薫堂(こやまくんどう)さんのおすすめ銭湯
京都銭湯での楽しみの一つが日曜日の朝風呂です。
人情味溢れる「小町湯」にするか、シングルの水風呂(水温が1桁の水風呂)がある「山城温泉」にするか、その日の気分で朝風呂を選べるという幸せは京都ならではです。最近はサウナに昭和歌謡が流れている「鴨川湯」が気に入っています!
皆さんも京都の魅力的な銭湯に浸かってみてくださいね。

・小町湯
・山城温泉
・鴨川湯

◇京都銭湯公式キャラクター
・湯鬼(ゆっき)
・湯狐(ゆっこ)

■〔銭湯を満喫するイベントを開催〕二十四節気湯めぐり
日時:12月7日~2026年12月6日(各銭湯の営業時間・休みはHPを確認)
市内の銭湯をより多くの方に利用いただき、二十四節気ごとの繊細な季節の移ろいと京都の湯の魅力を一緒に楽しんでいただくため、銭湯を舞台にしたスタンプラリーを1年にわたり開催します。

◆参加方法
▽お近くの銭湯で「二十四節気湯めぐり帖」をお一人につき1枚入手!
・11月30日から無料で配布

▽お好きな銭湯に行き入浴。ゆっくり温まりましょう!
入浴料金は
大人:550円
中学生:400円
6~12歳:200円
6歳未満:100円

▽銭湯の番台で湯めぐり帖を提示しステッカーとスタンプをゲット!
『お願いするのである』
「おおきになぁ~」

◆二十四節気コース
入浴すると、二十四節気ごとに絵柄が変わるステッカーを先着順でプレゼント。
ステッカーは京都ゆかりの画家・山本太郎氏が、二十四節気をテーマに、古典絵画と現代の風俗の融合を描いたもの。

・冬至「縁起ツリー」
・立春「清涼飲料水紋図」
・春分「紅白幔幕図」
ステッカーを全24種集めて応募すると、抽選で特製手ぬぐいをプレゼント!

◆湯めぐりコース
入浴すると、各銭湯の名前が入ったスタンプを押印。訪れた銭湯の数に応じて達成証をプレゼント。
それぞれ異なる魅力があふれる京都の銭湯を巡ってみてください。

・二十四節気・湯めぐりコースの両方を達成で特別表彰状をお渡しします!

参加銭湯やコースなど、イベントの詳細はHPをご確認ください!
「いざ、次の銭湯へ参らん!」

問合せ:医療衛生企画課
【電話】222-4272【FAX】213-2997