- 発行日 :
- 自治体名 : 京都府福知山市
- 広報紙名 : 広報ふくちやま 2025年12月号
■2024年度の決算まとめ
▽主要な科目の名前と出どころ
地方交付税…市の財政状況に応じて国から配分
市税…市民税、固定資産税、軽自動車税など
国庫支出金…特定の目的達成のための国からのお金
市債…国や銀行などから借り入れたお金
府支出金…特定の目的達成のための府からのお金
繰入金…基金(貯金)から一般会計へ繰り入れたお金
地方消費税交付金…人口などに応じて府から配分
繰越金…前年度から繰り越されたお金
◆歳入

◆歳出(目的別)

▽主要な科目の名前と目的
民生費…子育て支援、障害のある人や高齢者に対する福祉
衛生費…健康で衛生的な生活環境を保全
教育費…学校教育や生涯学習の充実など
総務費…全般的な事務や総合計画の策定、徴税など
公債費…建設事業などのための借入金を返済
土木費…道路、橋、河川、公園の整備、維持管理など
消防費…市民の安全を守る消防・防災活動
◆家計に例えると
2024年度決算を月収30万円の家計に変換
▽収入
給与…8万8800円(29.6%)(市税、使用料、寄附金など)
親からの支援…16万5000円(55%)(地方交付税、国府支出金など)
貯金の取り崩し(繰入金)…1万2900円(4.3%)
前月からの持ち越し(繰越金)…4800円(1.6%)
銀行からの借り入れ(市債)…2万8500円(9.5%)
▽支出(性質別)
食費(人件費)…5万1600円(17.2%)
医療、教育費、保険料…10万2300円(34.1%)(扶助費、補助費など)
光熱水費、通信料(物件費)…3万3900円(11.3%)
仕送り(繰出金)…1万9500円(6.5%)
ローンの返済(公債費)…3万4800円(11.6%)
家の修繕・改築…5万1600円(17.2%)(投資的経費、維持補修費など)
預金(積立金など)…6300円(2.1%)
◆健全化判断比率 福知山市は4指標とも“健全”

*標準的な状態で通常収入されるであろう経常的一般財源の規模のこと
=標準税収入額+普通交付税額+地方譲与税額等+臨時財政対策債発行可能額
「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」に定められた地方公共団体の財政の健全性を判断するための4つの指標を総称して「健全化判断比率」といいます。
指標が「早期健全化基準」や、さらに悪化して「財政再生基準」を超えると、それぞれ計画を定めて改善を進める必要がありますが、福知山市は4指標とも健全です。
◆経常収支比率は上昇、基金残高は減少 徹底した行財政改革を
一般会計の歳入歳出決算規模は、定額減税補足給付金や住民税非課税世帯等臨時特別給付金に係る経費、第4期埋立処分場整備事業や桃映地域公民館等整備事業などの経費の増加、人件費の増加など、歳入・歳出とも過去3番目の規模となりました。歳入から歳出と繰越金を差し引いた実質収支は6.6億円の黒字となっています。また、健全化判断比率も早期健全化基準内です。市債残高は繰上償還の実施により、前年度から7.8億円減少し、442.1億円となりました。
一方で財政の弾力性を表す経常収支比率は、人件費や扶助費の増加などにより前年度から2.7ポイント上昇し、96.4%となりました。また一般会計の基金残高(定額運用基金を除く)は、原油価格・物価高騰緊急対策の実施に伴う財政調整基金の取崩しや、地方債繰上償還への充当による減債基金の取崩しなどにより、前年度から9.2億円減少して90.4億円となりました。今後も引き続き労務単価や人件費、物価の高騰が見込まれることから、福知山市は、健全な財政を堅持するためのさらなる行財政改革が必要です。
◆金ちゃんと銀ちゃんの決算小話
ー経常収支比率ってなんなん?ー
金ちゃん:この経常収支比率って??
銀ちゃん:毎年の収入の額に対して、必ず支出しないといけない額の割合のことを「経常収支比率」っていうねん。
金ちゃん:必ず支出しないといけないお金ってどういうのがあるん?
銀ちゃん:例えば、市で働く人のお給料や社会保障に使うお金、将来に向けて借り入れたお金の返済に使うお金とかかな。
金ちゃん:なるほど。その「経常収支比率」があがるってことは…ん~、わからん!
銀ちゃん:その分自由に使えるお金の割合が減るってこと。たとえば福知山市だけの補助制度や、独自の取り組みに使える予算が少なくなるってイメージやな。
金ちゃん:自由に使えるお金を増やすには、どうしたらええんやろ?
銀ちゃん:毎年決まったように支出していたお金を減らして、収入を増やす。言うのは簡単やけど、やるのはほんまに難しいんや。
金ちゃん:将来のために、みんなでがんばらなあかんな。
