- 発行日 :
- 自治体名 : 京都府福知山市
- 広報紙名 : 広報ふくちやま 2025年5月号
■森林資源の循環を推進する協定締結
本市は、木を「伐って、使って、植えて、育てる」というサイクルを適切に回すために、「循環型森林整備の推進に関する協定」を福知山地方森林組合、伊東木材株式会社との間に締結しました。持続可能な森林活用をめざす「福知山市循環型森林ビジョン」の実現に向け、官民連携で取り組みを本格化します。
○進む森林の「少子高齢化」
森林資源の活用サイクルの中でも、木材価格の低迷や造林費用の負担が課題となり「伐って、植えて」が全国的に進んでいません。本市の森林も高齢木が多く、若い木が極端に少ない「少子高齢化」が進行しており、主伐と再造林を進める必要があります。
○市がパイプ役となり森林整備のスピードアップを図ります
本協定に基づき、市は森林所有者の意向や森林境界を確認の上、林業事業者に情報を提供します。事業者は集約された森林情報を活用して森林経営計画を作成、適切な森林整備の早期着手が可能になります。
協定の締結を機に、木材の循環利用の促進、手入れ不足の人工林の解消など、様々な課題の解決を図ります。
問合せ:農林整備課
【電話】24-7081【FAX】23-6537