- 発行日 :
- 自治体名 : 京都府福知山市
- 広報紙名 : 広報ふくちやま 2025年8月号
福知山市は30年以上前から、市内の中高生を公募し「人権・平和学習」を行っています。
募集は、毎年5月頃です。
■見て、知って、未来へつなぐ
中高生がこの夏も、平和と人権に触れる旅をする
○沖縄 人権文化体験研修
7月27日(日)~29日(火)
ひめゆり平和祈念資料館やハンセン病療養施設「愛楽園」、沖縄戦の戦跡などで学びます
→陸軍病院の分室となった自然洞窟、糸数壕(アブラチガマ)の中に入り、ここにいた人々がどのような気持ちで避難していたかを学びます
○長崎 平和学習の旅
8月7日(木)~10日(日)
長崎原爆追悼平和祈念館での学習、グループワーク、フィールドワークなどを行います
→全国から集まった高校生とのグループワーク。「なぜケンカや戦争が起きるのか」などのテーマで意見を出し合い平和について考えます
○広島 平和行動
8月5日(火)~7日(木)
広島平和記念資料館での学習やフィールドワーク、原爆の子の像に福知山市内各所から集まった折り鶴を捧げます
→広島に原爆が投下された8月6日の8時15分に、地上に横たわり被爆者のことを思う行動、DIEIN(ダイ・イン)を行います
〔参加者の思い〕
・現地を見て学んできます。発表会にも来てください!
・ひめゆり学徒を授業で学んで、もっと知りたいと思い参加しました!
■参加しよう わたしたちの戦後80年 ─語ろう、忘れないために─
○人にいちばん近いまちづくり「第59回 人権を考える市民のつどい」
日時:8月27日(水)18時30分~20時30分
場所:ハピネスふくちやま
第1部:平和学習に参加した高校生の発表
沖縄と長崎で平和学習をした高校生たちが、現地での学びを通じて感じた平和の尊さや戦争の悲惨さを、自らの言葉で伝えます
第2部:写真から学ぶ人権講演会
「平和をつなぐ、いのちをつなぐ」
講師:國森康弘(くにもりやすひろ)さん(写真家/フォトジャーナリスト)
特別企画:「ヘレン・ウッド」公開
戦後80年の節目に青い目の人形「ヘレン・ウッド」を一般公開します
○ピースフォーラムinふくちやま
対象:市内在住の小学生・中学生・高校生
日時:9月15日(月・祝)13時30分~16時
場所:市民交流プラザふくちやま
第1部:平和人権研修報告
人権・平和学習をした中高生の報告会
第2部:紙芝居「ヒロシマから世界へ~つなぐ~」読み聞かせ・制作秘話
講師:吉田武彦(よしだたけひこ)さん、新庄久美子(しんじょうくみこ)さん(ふりそでの少女像をつくる会)
第3部:ワークショップ
内容:過去の戦争や世界の紛争、貧困問題など、世界的な視点から平和を学びます
講師:沢田(さわだ)さやかさん(国境なき医師団)
ワークショップでは、小中高生が合同で学び、意見を交わすことで、未来の人権リーダーをめざします
問合せ:秘書広報課
【電話】24-7000【FAX】24-7023