- 発行日 :
- 自治体名 : 京都府宇治市
- 広報紙名 : 宇治市政だより 広報うじ 令和7年1月1日号
未来を担う子どもを、みんなで見守り育む社会は、子育ての当事者だけでなく、誰にとってもあたたかい社会。
宇治市では、地域や社会で支えあう子育て・子育ちにやさしいまちづくりを進めています。今号では、様々な方法で共に取り組む方々を紹介します。
・居場所→P.05
居場所づくりで子育てをサポート
・食育→P.06
食育推進で子育てをサポート
・スポーツ→P.07
スポーツ振興で子育てをサポート
■居場所をキーワードに「みんなで支える」
「まちのリビング促進事業補助金」等を活用し、地域の居場所づくりで子育てを支える取組をされた方々のお話を伺いました。
◆一緒に遊ぶ時間を大切に
・asobi-te(あそびて)
▽「ひと」と「あそび」をつなぐ
asobi-teでは、おもちゃや絵本、ボードゲームなどを使った「ひと」と「あそび」をつなぐイベント等を企画しています。未就園児から大人までが楽しめる場所を提供できるよう心がけています。
▽子育てを楽しく
遊びは子どもにとっては学びにもなり、「面白い」という体験を共有することで親子のきずなも深まります。「一緒に遊ぶ」という貴重な時間を、もっと多くの人に体験してほしいです。
◆人とのつながりを広げたい
・ロククラ育児サークル
▽安心して子育てできる環境を
子育て世代同士のつながりはもちろん、地域全体で子どもの成長を見守り、安心して子育てできる環境を目指して活動しています。
▽ここで子育てしたい!というまちに
この活動を通して、人とのつながりが広がっていくのを感じています。これからも「この地域で子どもを産みたい!」と思う人が増えるよう、様々なつながりをつくっていきたいです。
◆畑でつながりを育みたい
・いどばたけ運営委員会
▽畑で人とつながる
「畑と人間関係を耕す」をキャッチフレーズに、街なかにリビングの代わりになるような畑を作り、地域の方や学生が畑で作物を育てながらつながりを育むという取組をしています。畑を介してつながりを持ち、交流できるような新しい場所の創出を目指しています。
▽安心して子どもを産み育てられるまちに
自分自身も宇治で生まれ育ってきて、宇治が「子どもを健やかに育てることができる」「安心してサポートを受けられる」と感じられるまちになればいいと思いますし、私たちの取組がその一助になればと考えています。
・まちのリビング促進事業補助金
場所できっかけ・つながりをつくり、地域全体が活性化する取組を支援。
問合せ:市民協働推進課
■食育をキーワードに「みんなで支える」
「宇治市未来をつくる食育推進事業補助金」を活用し、食育推進により、地域で子育てを支える取組をされた方々のお話を伺いました。
◆子どもの成長とともに続けたい
・まるネコ堂
▽人とつながりたい
私たちの企画「みんなでつくってたべる」では、味噌作りやおもちつきなど「家ではあまり作らないけれど、おいしい食べ物」をみんなで集まって作るということをしています。活動を通じて、人とつながることができ、日頃からのつながりによって、災害など何かあったときに助け合え、また、自分たちの子育ても楽しくなればいいという想いで活動を始めました。
▽変化をエネルギーに
地域のお祭りのように、子どもが大人になってもずっと参加できるような活動をしていきたいです。自分たちの子育てが終わったら活動も終わりでは「つまらないな」と。子どもの成長による状況の変化をエネルギーや楽しみに変えて、人のつながりを広げていきたいです。
◆喜びや挑戦を分かち合いたい
・おちゃのこクラブ
▽子どもたちに幅広い体験を
おちゃのこクラブでは、子どもたちが「興味の世界を広げ、探究心を育てる」ことを大切にしています。また、体験の中で様々な分野の「先生」に出会うことで、何かの壁にぶつかったときに子どもたちが頼れる大人を増やしたいと思っています。
▽しんどいこともみんなで楽しく
保護者の方々が子育てを一人で抱え込まず、地域の仲間と共に支え合いながら、子どもたちの成長を見守り、一緒に楽しむ場を作りたいと考えています。これからも子育ての喜びや挑戦を分かち合い、支え合える環境を作っていきたいです。
・宇治市未来をつくる食育推進事業補助金
「食」でつながる人づくり・地域づくりのため、子どもや保護者など次世代が参加する地域での取組を支援。
問合せ:健康づくり推進課