- 発行日 :
- 自治体名 : 京都府亀岡市
- 広報紙名 : 広報かめおか 令和7年10月号(第051号)
■[KAME NEWS 01]「市の草花」と「市の鳥」が決定
市制施行70年の節目に、本市を象徴する「市の草花」と「市の鳥」を新たに制定するため、市民の皆さんから意見を募集し、検討委員会で選定を行いました。
日本最大級の緑のイベントである全国都市緑化フェアin京都丹波の取り組みと併せて、「市の草花」と「市の鳥」を市の魅力の一つとして発信していきます。
◇市の草花
・キキョウ
キキョウは、亀岡の歴史と文化を象徴する草花です。明智光秀公の家紋として親しまれ、市民の皆さんによる保全・育成活動も活発に行われるなど、古くから地域に根付いています。
・オニバス
オニバスは、豊かな自然環境と生物多様性を象徴する草花です。京都府レッドデータブックで絶滅寸前種に指定されている珍しい水生植物で、市民の皆さんの努力で大切に守られています。
◇市の鳥
・コウノトリ
コウノトリは、亀岡市が進める有機農業を含めた環境にやさしいまちづくりを象徴する特別天然記念物です。
コウノトリが舞い降りる未来を目指して、人と自然が豊かに成長する環境先進都市としての歩みを進めます。
・イカルチドリ
イカルチドリは、保津川(桂川中流域)の豊かな自然を象徴する鳥です。保津川の広い石の河原で繁殖・越冬し、一年を通じて観察することができます。イカルチドリと共に、美しい川の自然と共生する未来を築いていきます。
◇これまでに定めている(市の象徴)
市の花「つつじ」、市の木「さくら」、市の魚「アユモドキ」、市の石「桜石」
■[KAME NEWS 02]大人気YouTuber ロシアン佐藤さんが亀岡食材を全国に発信してくれました!
大人気YouTuber(ユーチューバー)のロシアン佐藤さんと、亀岡市がコラボレーションした動画が公開中です!
「良質でおいしい食材を届けたい」という亀岡市の想いと、「すべての人に“幸腹”な食卓を」というロシアン佐藤さんの情熱が一つになり、共同で制作しました。
◇亀岡牛と旬の亀岡産野菜が主役!
動画では、全国に誇る「亀岡牛」と、京料理も支える新鮮な亀岡産野菜を使った料理にロシアン佐藤さんが一日かけて挑戦!
「おうちで手軽に作れる発酵おばんざい」のレシピや、亀岡牛のすき焼きなど、見ているだけでお腹が空いてくるような絶品料理が盛りだくさんです。
皆さんもぜひ、家族や友達と一緒にご覧いただき、亀岡の豊かな食の魅力を再発見してみてください。
◇ロシアン佐藤さん作 おばんざいレシピも必見!
・まる曽玉ねぎのバタポンステーキ
・エビと万願寺とうがらしの黒豆味噌炒め梅風味
・賀茂なすとズッキーニの肉味噌炒め
・万願寺とうがらしの肉まき
・ツナとコーンの白味噌和え
など
◇YouTubeチャンネル『おなかがすいたらMONSTER!』
レシピは動画の「概要欄」を見てね! (二次元コードは本紙を参照してください。)
■[KAME NEWS 03]梅岩記念館オープン!今月は梅岩の展示会を開催
9月1日に、江戸時代の思想家・石田梅岩の生誕地である東別院町に「石田梅岩記念館」が開館しました。館内では、梅岩ゆかりの貴重な資料を保存・公開し、「石門心学」の思想と、梅岩の生涯を後世に伝えていきます。
今月からは企画展を開催しますので、ぜひお越しください。
◇第76回企画展 市制70周年・生誕340周年記念
「石田梅岩 心学の成立と展開 ー現代に生きる共生の思想ー」
記念館のオープンに合わせ、梅岩の人となりや思想を知ることができる資料を展示します。
日時:10月4日(土)~11月24日(月・祝) 午前9時~午後5時
場所:石田梅岩記念館(火・水休館)
◇関連イベントとしてシンポジウムを開催します。
〔基調講演〕…辻本 雅史(つじもと まさし)さん(京都大学名誉教授)「石田梅岩の思想とその歴史的意義」
〔関連報告〕…玉置 剛(たまおき ごう)さん(株式会社半兵衛麩 代表取締役社長)「現代に生きる石田梅岩の思想」
〔討論会〕…コーディネーター:清水 正博(しみず まさひろ)さん(心学明誠舎理事)
日時:10月12日(日) 午後1時~4時
場所:ガレリアかめおか 大広間
定員:100人(先着順)
申し込み:文化資料館へ電話もしくは申し込みフォームから (二次元コードは本紙を参照してください。)
問合せ:文化資料館(月曜休館)
【電話】22・0599
■[KAME NEWS 04]「もしも」に備え、災害対応の連携を確認
市制70周年記念 亀岡市総合防災訓練を実施
災害はいつ、どこで起こるか分かりません。いざというときに迅速かつ的確に行動し、命を守るためには、日頃からの備えが不可欠です。
市制70周年記念事業として、9月6日に亀岡市総合防災訓練を実施しました。今年は、例年の保津川河川敷から会場を移し、災害対応の新たな拠点となる「(仮称)かめおか防災広場」で初めて開催。市民、行政、防災関係機関が一体となり、災害への対応力を高めることを目的に、実践的な訓練を行いました。
◇関係機関が非常時の連携を確認
当日は、大規模な地震の発生を想定。家屋からの救出訓練では、消防、警察、自衛隊などが連携し、緊迫した雰囲気の中で迅速な人命救助の手順を確認しました。また、各町自主防災会でも非常時を想定した防災訓練が実施されました。土のう作りや消火訓練、避難所の開設・運営手順の確認などを通じ、それぞれの地域で、防災への意識を新たにしていました。
◇家庭でも備えの確認を
災害時、「自分の身は自分で守る」という意識が大切です。各家庭でも非常持ち出し袋の中身を確認したり、家族で避難場所や連絡方法を話し合ったりするなど、日頃からの備えをぜひ実践してください。
■[KAME NEWS 05]宝くじの収益金で旭コミュニティセンターにエアコン新設
同センターは地域交流や地域の会議などに使用されるとともに、災害時の指定避難所でもありますが、これまではエアコンがなく、夏は熱中症になる危険がありました。
今回、宝くじの受託事業収入を財源として実施しているコミュニティ助成事業を活用して、エアコンを新設しました。地域の皆さんのコミュニティ活動がより充実・活性化しています。