くらし 学生が市職員を取材!ありがとうプロジェクト

~新連載 5回シリーズ~
私たちは、市民活動の拠点「南部まちづくりセンター(ミライロ)」で活動する小学生~大学院生のグループ「接続使」と「チームでこぼこ」です。
今回、市役所で働く職員さんにスポットを当てた企画を考案しました。職員さんは、市民の皆さんが住みやすいまちにするために試行錯誤しながら日々奮闘されています。そんな職員さんの努力を市民の皆さんにも知ってもらい、そして感謝を伝える企画「京田辺ありがとうプロジェクト」を立ち上げました。

〔5つの事業の担当者を直撃取材!〕
メンバーが興味を持った市の5つの事業(タナクロ・給食センター・広報紙・子育て支援・防災)に対し、それぞれの担当者にお会いし、仕事にかける思いや苦労などを取材させてもらいました。そして、時間をかけて資料としてまとめました。

〔市民を集めてプレゼンテーション〕
3月15日、この日グランドオープンした京田辺クロスパーク(タナクロ)の会議室をお借りして、市民の皆さんを招いてプレゼンテーションを開催。クイズを織り交ぜるなど、来場者が参加しながら飽きずに楽しめるような工夫も行いました。発表後、来場者全員で、「ありがとうございます!」と職員さんに向けて感謝を伝えました。また、来場者にカードを配布し、職員さんに伝えたいメッセージを書いてもらいました。

〔私たちの思いを広報紙でも紹介〕
私たちの思いを、プレゼンの来場者以外にも広く伝えたいので、広報紙で5回にわたって紹介します!

■シリーズ(1)タナクロ整備の舞台裏
第1回目は、タナクロの整備や仕組みづくりに携わる担当者に話を伺いました。

◇整備で大変だったことは?
現地は古代の集落があった場所であるため、工事前には埋蔵文化財の調査が必要でした。予想よりも調査に時間がかかり大変でした。また、府内ではあまり事例がないPark-PFIを導入したため、苦労の連続でした。

◇「Park-PFI」とは?
公園の管理・運営を自治体だけでなく、民間企業と一緒に進める仕組みです。

◇農福連携の取り組みとは?
障がいがある人の就労訓練の場として公園を活用しています。社会的自立につなぐため、除草や掃除だけでなく、公園の管理・運営にまで関わってもらっています。全国的にも珍しい取り組みです。

◇こだわりポイントは?
バリアフリートイレを5基、思いやり駐車場を5台分設置するほか、園路には段差を設けないなど、公園全体をバリアフリーにしたことです。

◇今後、どんな公園にしたいですか?
あらゆる世代の方が楽しめる公園を目指したいです。

〔取材で感じたこと〕
職員さんのタナクロにかける熱い思いを感じました。みんなが利用しやすい公園にするため、さまざまな点にこだわっていることが分かりました。私たちの知らないところで、こんなにも苦労していて、こんなにも市民のことを考えているのだと感謝の気持ちでいっぱいになりました。ありがとうございます!

〔私たちから皆さんにクイズ!〕
Q1:園内にある砂場の数は?
Q2:公園ができるまでにかかった年数は?

A1:3個。ビーチバレーができる関西最大級の広さの砂場があります。また、車いすの人でも遊べる高床砂場もあります。
A2:10年。コロナ禍の影響で遅れもありました。

問合せ先:秘書広報課
【電話】64-1320