- 発行日 :
- 自治体名 : 京都府京田辺市
- 広報紙名 : ほっと京たなべ 令和7年8月号(No.951)
■自動音声ガイダンスや「+」で始まる電話番号からの詐欺電話にご用心!
◆事例(1)
家の固定電話に総務省を名乗り「これから2時間後に電話が使えなくなる」と自動音声ガイダンスで電話があった。住所・氏名・生年月日を教えるよう言われたが、怪しいと思い電話を切った。
⇒総務省などの行政機関や大手通信会社から、自動音声ガイダンスで電話がかかってくることはありません。個人情報の収集や、お金をだまし取ることが目的なので話をせず、すぐに電話を切ってください。
◆事例(2)
スマートフォンに「+」から始まる電話番号から着信があった。自動音声ガイダンスで大手通信会社を名乗り、「1」を押すように指示されたので、押すとオペレーターが出て「電話料金が未納になっている。支払わないと法的措置をとる。コンビニエンスストアで電子マネーを購入し番号を教えるように」と言われた。
⇒電子マネーでの支払いの指示は、詐欺の手口です。実在する事業者を名乗った場合でも、うのみにせず事業者の正式な問い合わせ先を調べて確認しましょう。
◆被害防止のポイント
・非通知や、知らない番号からの電話には出ないようにしましょう。
・在宅時も留守番電話の設定にして、電話がかかってきてもすぐに出ず、相手が分かってから出るようにしましょう。
・通話を録音する旨の警告や、自動通話録音などの機能を備えた電話機を利用しましょう。市では防犯機能付き電話器の購入費用の補助を行っています。詳しくは、市ホームページをご覧ください。
・「怪しいな」と思ったら一人で判断せず、家族・知人・消費生活センター・田辺警察署に相談しましょう。
◆詐欺電話の7割以上が国際電話
「+」で始まる国際電話からの詐欺電話が急増しています。「+」で始まる電話には出ない(かけ直さない)でください。「+」の後には国ごとの番号が表示されます。悪用されている可能性のある国際電話番号の例としては、+1(アメリカ・カナダ)、+44(イギリス)、+86(中国)があります。
◇国際電話の利用休止手続きは電話でできます
自宅の固定電話で国際電話を使用することがない場合は、国際電話不取扱受付センター(【電話】0120-210-364)で発信・着信の休止手続きができます。
◇田辺警察署・交番でも簡単手続き
国際電話の利用休止手続きが、無料で簡単にできます。来署の前に固定電話の契約書と電話番号を確認しておいてください。
対象:固定電話・ひかり電話
携帯電話の場合は、各通信会社に問い合わせてください。
問合せ先:田辺警察署
【電話】63-0110
相談・問合せ先:消費生活センター(産業振興課内)
【電話】63-1240(相談に関すること)、64-1319(電話機購入費補助に関すること)
(平日午前9時~正午・午後1時~4時)