しごと まちの素敵な人み~つけた!U・Iターンインタビュー

■京丹後だからできた、自分のやりたいが詰まった店―
吉岡聡美(よしおかさとみ)さん 貴(たかし)さん
峰山町、御旅市場の近くにお店を構える炭火焼きとワイン、日本酒が売りの居酒屋〝蓮家(れんや)〝。営むのは峰山町出身の吉岡貴さん。2年前に滋賀出身で妻の聡美さん、お子さんたちとUターンしました。
「15年ほど京都や滋賀、大阪のお店で日本食やイタリアン、フレンチなどさまざまな料理を学びました。Uターン直前は、滋賀でスパニッシュ料理のお店をやっていて。ちょうどその頃にコロナ禍になり、それがきっかけで改めて自分が本当にやりたいことを考えるようになりました」と話します。そして京丹後へのUターンを決心した貴さん。
「約15年間、飲食業界の激務の中で生活をしてきました。そんな中、コロナをきっかけに家族を連れて京丹後に帰省することが多くなって。そこで息子たちがのびのび楽しそうにしているのを見て〝京丹後に帰ってくるのもいいかも〝と漠然と思うようになって、妻に地元でお店をやりたいと伝えてみたんです。すると二つ返事で〝いいよ〝と答えてくれて。それが地元に帰ってくる一番の決め手かもしれないですね」と笑う貴さん。
「蓮家は、地元の新鮮な食材を使って自分の出したい料理が出せる、お客さんと近い距離で丁寧に接客を楽しむ、そんな僕のやりたいことが詰まったお店です。これからも皆さんに助けてもらいながら、自分のやりたいお店を長く続けていきたいです」と話してくれました。