健康 第8回京丹後長寿研究報告会 サミットの開催を契機に深まる長寿研究

■さらに意欲的に京丹後の長寿の秘訣を探る
国内外から健康長寿に関する研究者や専門家、関係自治体を京丹後に招き行われた第1回世界長寿サミット。さらにその開催から2カ月後の8月24日には「第8回京丹後長寿研究報告会」がアグリセンター大宮で行われました。
第一部の特別講演では、三菱総合研究所の松田智生(まつだともお)主席研究員が、高齢者の経験と知恵を社会に還元し、多世代交流や地域資源を活かした包括的なまちづくりが必要と話し、プラチナ社会の好事例を紹介。また、弘前大学の村下公一(むらしたこういち)副学長は、21年間3千項目にも及ぶビッグデータを蓄積し、健康を基軸とした経済発展と、ウェルビーイングな地域社会の実現を目指す弘前市の取り組みを紹介しました。
第二部では、長寿健診の研究成果報告などが行われ、また質問コーナーでは、市民から「認知症にならない条件」「健康長寿に大切な食」「元気な100歳になるための条件」などについて質問があり、医師たちが実演も交えながら熱心に回答しました。

報告会の内容は、ケーブルTVとユーチューブでご覧になれます。

問合せ:医療政策課
【電話】0772-69-0360