- 発行日 :
- 自治体名 : 京都府京丹後市
- 広報紙名 : 広報京丹後 2025年10月号(第259号)
防災を心掛け今年も市内一斉の京丹後市総合防災訓練を8月31日に実施
あなたと大切な人を守るための防災訓練
■丹後半島で大雨・地震・津波の複合災害を想定
8月31日午前8時、防災行政無線で警戒レベル4「避難指示」の放送が流れ訓練が始まりました。各地区では要配慮者の避難誘導や安否確認、沿岸部では津波からの避難など、市内174地区・約1万3千人の市民が、それぞれの地域特性に応じた自主的な訓練を行いました。また市役所では、新設された峰山庁舎2号館防災会議室を災害対策本部として運営訓練を実施。各市民局の災害支部では、避難所の設営や地域と連携した情報収集など迅速な情報伝達・共有の体制を確認しました。
また、今年度は網野町で地区総合防災訓練を実施。地域住民に加え自衛隊や舞鶴海上保安部、舞鶴港湾事務所、警察、消防などの防災機関、さらに災害時応援協定を締結している団体が連携して、より実践的な訓練を行いました。地区総合防災訓練では、道路上の障害物を取り除く道路啓開訓練や水難事故における要救助者の救出訓練、船舶を使った孤立集落への支援物資搬送訓練など各機関との連携強化を図りました。そのほかにも、宇川小学校で米軍ボランティアも参加した避難所設営訓練や丹波体育館でペット同行避難講習会を行うなど、訓練を通して市民全体の防災意識が高まる一日となりました。
■海岸・海で、大地震や津波が発生したら―
・塀の倒壊や看板の落下などに注意
・地震の揺れが収まったらすぐ避難(津波警報等の発表を待たない)
・避難は高い場所(遠くではなく高い場所に避難する)
▽海上(船など)で地震に遭遇した場合
・沿岸部の場合は、陸地か沖の避難海域(※)の近い方へ避難(津波高10m未満、船速度10ノット以上などの条件下)
※避難海域とは水深120mより深い海域
・沖合の場合は直ちに避難海域へ
▽災害に強い水産地域づくりガイドライン(水産庁)
京丹後市のハザードマップ「地震・津波ハザードマップより」/津波に対しての対応なども詳しく紹介
問合せ:総務防災課
【電話】0772-69-0140