くらし 中山市長が再発防止の徹底を強く要請

事前の情報提供なく日米共同基地警備訓練を実施、事実確認と再発防止策の説明を受ける
中山市長が再発防止の徹底を強く要請

■近畿中部防衛局長が来庁
事前の情報提供なく7月上旬に陸上自衛隊(福知山駐屯地)と米陸軍が、日米共同基地警備訓練を米軍経ケ岬通信所で行っていたことについて、市は、近畿中部防衛局に対し事実確認や再発防止策の説明を強く求めていました。
それを踏まえて、防衛局は8月25日、臨時の安全・安心対策連絡会を開催。事前に防衛局が連絡会の地元・各構成員を訪問して説明を行うとともに、近畿中部防衛局の丸山幹夫(まるやまみきお)局長が来庁し、中山市長へ直接説明を行いました。
丸山局長は、通常、地元へは事前に情報共有することとしているが、その共有に係る業務実施要領の具体化などが不十分であったことに加え、人事異動が重なったこともあり、適切な情報提供が出来なかったと発生原因を説明しました。また、今後の再発防止に向け、福知山駐屯地を管轄する陸上自衛隊中部方面総監部と近畿中部防衛局との間での業務実施要領の具体化・周知など緊密な連携を図って適時適切な情報提供を行うと謝罪しました。
これを受け中山市長は、このような事案が地元の住民の不安に直結するため、遺憾の意を表明するとともに、再発防止の徹底に万全を尽くすよう改めて強く要請しました。また、日頃からの「安全・安心の徹底」を、住民に感じてもらえるようにしていくことが、非常に大切で重要と述べました。

問合せ:基地対策室
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