文化 学生が京丹後で文化政策実習 実習報告会で文化政策を提案

兵庫県立芸術文化観光専門職大学(以下、専門職大学)の「文化政策実習」報告会が8月29日、大宮庁舎で行われました。
この実習は、令和5年に専門職大学と本市とで締結した実習に関する協定に基づき行っているもので、今年は学生4人が参加しました。今回の実習課題は「京丹後市の地域資源を活用し、他課と連携した文化芸術振興にかかる施策の提案」で、学生たちは新たな施策や事業を提案するため、8月18日から市の文化政策や地域振興、健康福祉などを所管する課でヒアリングを行ったほか、市内の文化施設や事業者を訪問して地域資源の調査を行いました。
報告会では、住民の高齢化や人口減少を捉え、高齢者が作品の制作活動を通して健康寿命を延ばす取り組みや、廃校を活用した演劇教育で人との交流を促す事業などが提案されました。
学生たちは実習を振り返り「私たちの提案が、文化芸術振興の気付きや参考になれば嬉しいです」と話していました。

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