くらし モニター通信

広報モニター 植村 澄恵さん(高尾区)
◆寿終天命ーじゅしゅうてんめい
皆さんは現在の平均寿命をご存知ですか?令和6年の統計では男性が81.09歳、女性が87.13歳、ちなみに女性の平均寿命は40年連続世界1位です。50年前の記録では男性が約73.20歳、女性が約78.56歳でした。
このように平均寿命は延び続ける傾向にありますが、平均寿命とは別に“健康寿命”が昨今重要視されるようになってきました。健康寿命とは、健康上の問題なく日常生活を送れる期間の事を指します。平均寿命に比べ差があり、この差を短縮することが課題とされています。
令和4年に公表された最新のデータでは男性72.57歳、女性75.45歳。健康寿命と平均寿命の差は、男性が約8~9年、女性が約11~12年です。このデータをみていろいろと思うこともあるのではないでしょうか。
この長いようで短いあなたの人生に少し色を付けてみませんか?現在町内では『まちの名人』という住民の皆さんの学びのための指導者および活動サポーターをされてる方がおられます。現在9分野23名の方が登録されており、健康づくり、趣味、物作り、伝承などの分野があるとの事。スポーツの分野では町スポーツ協会が空手、剣道、野球、陸上、グランドゴルフ、サッカー、ソフトボール、ダンス、テニス、バスケットボール、バトミントン、バレーボールなどなどたくさんの分野で活動されているそうです。他にも社会福祉法人宇治田原むく福祉会がボッチャ、ダンス、クッキングといった活動をされています。
『人生100年時代』と謳った言葉をよく耳にするようになりました。2007年生まれの子供の半数以上が100年以上生きるという予測を根拠に、人生100年時代が到来することを論じているそうです。2007年生まれは現在の満18歳。
本当にくるかは据え置きにはなりますが、“健康を維持する”という課題は尽きる事がなさそうです。