- 発行日 :
- 自治体名 : 京都府伊根町
- 広報紙名 : 広報伊根 2024年11月号(第640号)
■近畿総合通信局及び海上保安庁との協同防災訓練を実施しました
今年1月に起きた能登半島地震では通信ネットワーク設備等も被害を受け、被災地で通信障害が発生しました。大規模自然災害が発生した際の、携帯電話や各種通信機器の重要性が再認識されており、併せて通信ネットワークの強化も求められています。
伊根町ではこの度、大規模自然災害が発生して幹線道路の寸断や通常の通信ネットワークが遮断された状況を想定し、臨時通信ネットワークを構築するための訓練を実施しました。
訓練では、伊根町から要請を受けた近畿総合通信局(総務省の機関)が、伊根町まで臨時通信機器(衛星電波を利用した携帯電話等)を搬送しました。その際には陸路が使えない想定で、海上保安庁の船舶を利用し、大西岸壁(日出)まで輸送しました。臨時通信機器を受け取った伊根町職員は、役場において通信試験を実施し、機器の操作方法や緊急時の連絡手順を確認しました。
訓練の翌日には、伊根中学校で、近畿総合通信局による電波教室が開催されました。中学生らは電波のしくみを学んだ後、一般的な簡易無線機を実際に操作する他、衛星電波を利用した携帯電話の通信を体験し、通信ネットワークの重要性の理解を深めました。
■医療従事者の届出は1月15日までに!
今年は、医療従事者の資格を有する方の届出の年となっています。
この届出は、関係法令により、2年ごとに12月31日現在の就業状況等を届け出ていただくもので、医療及び公衆衛生行政を進める上で重要な資料となります。
該当される方は、必ず令和7年1月15日までに届出を済ませてください。
医療機関所属者は、所属先からオンライン申請が可能です。オンラインによる届出が困難な場合は、紙媒体により届出先に届け出てください。
お問合せ:京都府丹後保健所
【電話】0772–62–0361
■美しい村の取り組み
▽美しい村清掃活動の実績
10月4日は伊根町が加盟する「日本で最も美しい村」連合の設立日(美しい村の日)です。美しいふるさとの景観を守るため、伊根町では、9月下旬から10月半ばにかけて草刈りやゴミ拾い等の清掃活動を実施された団体(5団体延べ77人)に支援を行いました。
▽役場職員による5S
10月10日(木)には、町職員で5S(整理、整頓、清掃、清潔、習慣)活動を実施し、伊根町の玄関口である役場前国道178号線沿い(大島トンネル〜伊根トンネル間)のごみ拾い・草刈りを行いました。
伊根町の美しさを守り、後世につなげていけるのは今の私たちです。町民の皆様も身近なところから活動に取り組んでみてください。
■大掃除のごみ出しは計画的に!
年末年始の大掃除の時期に、たくさんのごみを同時に出されると、その日の内に回収できない場合がありますので、計画的なごみ出しにご協力ください。大量のごみが出た時は、伊根町一般廃棄物最終処分場(毎週水曜日及び第3日曜日)や宮津与謝クリーンセンターへの直接搬入もご検討ください。
大型ごみや布製品等を出すときは、できるだけごみを小さくし、正しい分別を心がけましょう。
▽大型ごみ、布製品等の捨て方
・ふとん、毛布〔大型ごみ〕
折りたたんだり丸めたりしてひもで縛る
・服などの布製品[燃やさないごみ(プ)]
ボタンやチャックはそのままでOK
なるべく、一つの袋に布製品だけで出す
▽ごみを直接搬入する場合の注意事項
軽トラック2台分を超えるごみを持ち込む場合は、処分場ではなく宮津与謝クリーンセンターへの搬入をお願いします。
処分場:1月1日(水)休場
宮津与謝クリーンセンター:1月1日から3日まで休場
■ペットボトルの水平リサイクル
伊根町を含む京都府北部5市2町が設置する京都府北部地域連携都市圏形成推進協議会の環境部門別会議で、意見交換等を行い、環境にやさしい持続可能な循環型社会の実現に向けた対話を進めてきました。
令和6年4月から、京都府北部5市2町全域で「ペットボトルの水平リサイクル」が可能となりました。本取組は、市町独自の方針や取組を尊重しながらも一体的に取り組むことで、圏域全体のごみの減量化・資源化と持続可能な循環型社会の意識醸成を目指しています。
▽水平リサイクルとは?
使用済製品を原料として同一種類の製品を製造し、原料を何度も資源循環させるリサイクル方法。使用済みペットボトルから再生ペットボトルにリサイクルする「ボトルtoボトル」は、石油由来の資源から新たにペットボトルを製造する場合と比べ、二酸化炭素を約60%減らすことができます。