- 発行日 :
- 自治体名 : 大阪府大阪市港区
- 広報紙名 : 広報みなと 令和7年8月号
港区から世界へ!コスプレイヤーたちのハイクオリティパフォーマンス
予約不要
9月5日(金)16時20分~16時50分
EXPOアリーナ「Matsuri」
コスプレパフォーマンスライブ Team OSAKA Minato
■コスプレ×ダンスで届ける、自由な表現と多様性
これまで「港区万博」としてコスプレイベントを通じて「にぎわいづくり」をしてきた港区が、ついに万博会場に登場!日本が誇るアニメやコスプレをテーマに、区内企業のハコスタ、TDS大阪と共にパフォーマンスを披露します。今回はその見どころや舞台裏について、お話を伺いました。
◆万博での港区のPRに「コスプレパフォーマンス」を選んだ理由は?
区長:港区には観光都市としての魅力がありますが、若い世代への発信が課題でした。そこで、これまで取り組んできたコスプレイベントの実績をふまえ、ダンスと組み合わせることで、港区をより印象づけたいと考えました。
◆行政がコスプレパフォーマンスを企画するのは、少し意外にも感じます
区長:そう言われることもありますが、若者が主役になれる場をつくりたいという想いがあります。さらに、万博後の観光資源としての可能性も感じています。最近はテーマパークなどで仮装を楽しむ人も多いですし、区内にはコスプレ撮影ができるスタジオもあります。港区が、コスプレを含めたクールジャパンコンテンツを楽しめる街になれるのでは、と思っています。
◆今回のステージの見どころはどんなところでしょうか?
区長:コスプレは、自分の「好き」を自由に表現できて、それを互いに認め合える文化だと感じています。性別や年齢、人間という枠さえ超えられる、多様性そのもの。日本が多様な社会を目指す中で、港区はお互いを「いいね」と認め合える街であることを、このステージで表現できたらと思います。
川邊:コスプレは「好きなキャラの格好をして楽しむ」ところから、最近では「キャラクターらしさの表現」が重視されています。今回も、作品の世界観やキャラの魅力を感じてもらえたら嬉しいです。そして、観てくださった方にも「自分自身を使って表現する」コスプレという手法に興味を持ってもらえたらと思います。
村上:僕自身、テーマパークでの出演やショー制作をしてきた中で、コスプレでのパフォーマンスはただ踊るのではなく、キャラの性格や物語も伝える、そこが醍醐味と感じます。それだけに、衣装やメイクのクオリティにこだわるのは大前提として、作品の背景やキャラの関係性なども研究して、原作が本当に実写化されたような世界を表現できたらと考えています。
◆どんなショーになるのでしょうか?
村上:まずはファッションショー形式で「魅せるコスプレ」からスタート。その後、世界的に有名な3作品をパフォーマンスします。フィナーレでは観客も一緒に楽しめるダンスタイムを予定しており、会場全体で盛り上がれるステージにしたいですね。
◆準備の中で大変なことはありますか?
村上:出演者のスキルに差があることですね。ダンス経験が豊富な人もいれば、初心者もいます。ただ、舞台に立ったら全員がエンターテイナー。キャラクターになりきって表現する力をしっかりと高めていきたいです。
川邊:キャラクターの動きや性格を理解し、振り付けに反映するのが大変です。また、激しい動きで衣装やウィッグが崩れることもあるので、振りの設計にも工夫が必要になります。そうした調整も、コスプレならではの難しさであり、面白さですね。
◆キャラクターへの理解を深めるために、どんな取り組みをされていますか?
川邊:ハコスタチームは全員が現役のコスプレイヤーなので、日頃からキャラになりきる感覚や表現力を自然と磨いています。
村上:稽古場には漫画を全巻そろえて置いています。読み込むうちに、最初はそれほど興味がなかった作品にもどんどんハマって、気付けばグッズを集めている子もいるんですよ(笑)。そういう変化を見るのも楽しいです。
◆コスプレの魅力とは、どういうところでしょうか?
川邊:二次元のキャラを三次元で再現できるところですね。自分の手で好きなキャラを形にできる喜びがあり、観客にとっても「目の前にキャラがいる!」という感動があります。最近では中高生からシニア世代まで、年齢を問わず楽しむ人が増えてきました。
区長:以前、港区の中学校の校長先生が、有名な児童ファンタジー作品に登場する長いひげの校長先生のコスプレをされたことがあるんですが、本当に似合っていました(笑)。
◆区長ご自身は、どんなコスプレを予定されていますか?
区長:弁天町にちなんで、芸能の神・弁財天の衣装を作っています。赤と青を取り入れて、万博を意識したデザインにする予定です。
◆では最後に、ステージへの意気込みをお願いします!
川邊:さまざまなジャンルのコスプレが登場するので、知っている作品も、知らない作品も楽しんでもらえると思います。コスプレという自由な表現を感じてもらえたら嬉しいです。
村上:予約なしでも観られるので、ぜひ気軽に立ち寄ってください。最後はみんなで踊れる演出になっているので、一緒に盛り上がりましょう!
区長:行政の殻を破っての挑戦なので、港区っておもしろいことやってるな!と思ってもらえたら。区制100周年と万博のこの機会に、港区の魅力や可能性をアピールしたいですね。
◆協力
◇株式会社ハコスタ
大阪市港区に本社を置く企業。港区で創業し、全国でコスプレ関連事業を展開。令和4年12月に港区役所とコスプレイベントを通じたシティプロモーションを目的に事業連携協定を締結。
◇テーマパークダンサーズスタジオ(TDS大阪)
全国のテーマパークエンターテイナーや俳優を育成するダンススクール。USJ、劇団四季などのテーマパークやミュージカル舞台で活躍するプロのエンターテイナーを目指す人を対象に専門的な指導を提供している。
■大阪のものづくりおもろいミライ展開催中!
~大阪で活躍するものづくり企業23社が集結~体験型の展示で子どもも大人も「ものづくり」の魅力を体感!
こちらもチェック!
EXPOアリーナ近くのギャラリーWESTで9月5日(金)~7日(日)
9ページに関連記事を掲載
大阪・関西万博出展までをInstagramで配信中!フォローしてものづくりの「今」をのぞいてみよう!
問合せ:経済戦略局産業振興課
【電話】6615-3761